2013年9月22日日曜日

ビンディング・ペダル

普段の「足」、ちょっとだけいじりました。いじったのは昨日の朝だったんですけど、工具がすげー銹びていて(泣)、ボンスター君登場…てな感じで走る時間が無くなっちゃったんですよね。で、今朝、パーツ交換(交換というより以前の状態に戻しただけなんですけど)の効果確認の為、ちょびっと走って来ました。

さて、どこが変わったでしょうか?

答えは、「ペダル」です。

Time社製ペダル、「Xen」。
高級品と比べて踏面が広く、運動靴とかでも、まぁ普通に漕げます。

ここに、シューズ下面に取りつけた金具(「クリート」と言います)をパチンと嵌め込みます。

シューズ下面、母指球の辺りについているのが「クリート」。

Time社製の「Xen」はレース用バイクからのお下がりではないのですが、レース用バイク(もうチョット高級なペダルを付けている)と同じシューズ&クリートで乗れるようにしています。1台目のロードレーサーからペダルはずっとTimeです。

※このシューズ、かなり古い物ですが(使い続けて10年位かな?、ペダルを変えた時にもクリートだけ換えて同じシューズを使い続けています)、Gaerne(ガエルネ)というメーカーの物で、インナーソールは足型を取って作った物を入れています。かなりボロっちくなってしまっていますが、履き心地は最高!です。まだ当分使い続けます。ペダルも今使っている物の後にiClickとかXpressoとか出ているので気にはなっているのですけどね、今はレースとかやっていないので、当分コレで良いかな、みたいな。(ワタシってば、お店から見ると、一旦買ったらその後全然お金を使わない「有難くない客」ですね。ここ数年、消耗品以外全然買っていないような…。)

※さっき、手が滑って(笑) Time社のWebページを見ちゃいました。RXSってまだ現行品なのに、その後に出てきたiClickって現行ラインから外れちゃったんですね。にしても。何だ、このXpresso 12 Titan Carbonってヤツ。重量77gだとお?!(ちなみにRXS Carbonで117g。) 他社品と比べてどうしても重量で見劣りしていたTimeのペダルがこの重量とは。従来品は重量を補う以上の機能(可動範囲の広さと可動方向の多さ)が売りだったのが、これだけ軽量化出来ちゃえば弱点無しじゃないか。クソッ、欲しくなっちまうじゃねーか!(笑)

よく知らない人は、「えっ?! 足を固定しちゃうの?」と驚かれますが、コレが良いんですよ。
  • ペダルに力を伝達できる回転範囲が広くなる。
     フラットペダルの場合、時計で言えば2時~5時の間位しか踏めません。が、ビンディング・ペダルにすると、12時~7時位の間、ペダルに力を伝えられるようになります(ペダルを「踏む」というよりも「回す」イメージになります)。あと、立ち漕ぎ(ダンシング)の時には、文字通り「引き脚」が使えるようになりますので、ペダリングの効率が上がります。
  • 段差を越えた時とかでもペダルを踏み外す心配が無い。
     フラットペダルだと、段差を越えた時とかにはずみでペダルを踏み外したり、反対の足でペダルを後ろ向きに回してしまい、踏み外した側の脚の向う脛の辺りにペダルを「パチーン!」することがあります(コレはとっても痛い!です)。
  • 雨などのウェットコンディションの時のバイクコントロール能力が飛躍的に高まる。
     フラットペダルは靴底が濡れているとどうしても滑ってしまいますが、ビンディングペダルの場合、足(シューズ)が固定されているので、バイクコントロール能力が飛躍的に高まります(攻める走り方をしなければあまり必要無いかも知れませんけどね)。
で。踵を外側にひねると簡単に外れますので、赤信号の時とかはペダルから足を外し、ちゃんと地に足を付くことが出来ます(コレをサボって道路標識の支柱に掴まって停まっている人も時々いますが…てゆーかワタシもたまにやります/笑)。あと、転倒した時など、足とペダルとの間に強い力がかかった時には、ちゃんと外れてくれますので、ペダルが外れずに足首骨折!なんて事態には、まずなりません。ま、スキーのビンディングと同じですね(そう言えば、大手メーカのTime社やLOOK社は、自転車のビンディングペダルよりも先にスキーのビンディングを作っていましたね)

あ、でも慣れないうちは、急停止した時とか、上り坂を登り切れず自転車が止まってしまって、足を外す間もなく自転車ごと倒れてしまう、なんてことがあります。これを「立ちゴケ」と言いますが、誰でも通る道です。最初は車とか通らない広い場所で、ヘルメット・グローブ等の防具をちゃんとつけて、ペダルの付け外しの練習をしておいた方が良いでしょう。というか、この練習は必須です。

本題に直接関係ありませんが、ペダル交換の主役はコレ。

ペダル・レンチ、ホーザンのC-200。15年位前に購入。現行品と形がチョット違います。
鉄(鋼)が剥き出しで銹びやすいという欠点はありますが、すげー使いやすいです。



さて、今日の走行。

サイクリングロードを中心に信号の少ない所を走ったのですが、平均速度24.9km。…ビンディングペダルなのに、全然効率的に走っていませんでした。フラットペダルの時より明らかに疲労度は少ないですけどねダラダラ走りすぎだぜ!(>ワタシ)

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