2016年8月27日土曜日

ニューiPod classicが困ったチャン? ②サイズの合ったジャケット購入、の巻 (本当は新旧での音質の差の話/笑)

先日、iPod classic (160GB)を買い換えたらジャケットのサイズが合わなくて…みたいなことを書きました。という訳で、新ジャケット購入です。新classicにジャケット(カバー)とクリアフィルム(画面+スクロールホイール部)を付けて、やっと新classicが「普段使い用」として安心して使える状態になりました。

今回買った物:
旧classicはシルバー色だったのでジャケットは無色(白色半透明)にしていたのですが、新classicは本体に合わせてジャケットも黒色にしてみました。

新旧iPod classic (シリコーン・ジャケット装着)
左:旧classic、右:新classic

このジャケット、旧classicで使っていた半透明の物と比べても触感がサラサラです。黒色になったこと(たぶんカーボンブラック混練)による効果もあるのでしょう。

この「ジャケットセット」には、画面部とスクロール・ホイール部のカバー(透明フィルム)の他、Dockコネクタ用キャップとかも付いて来ました(Dockキャップは旧classic同様、すぐ失くすでしょうケド/笑)。これで安心して、新iPod classicを普段使い(持ち歩き&車載オーディオと接続)出来るようになりました。

・  ・  ・  ・  ・

以下、ちょっとマニアックな話。
  1. 新旧iPod classicの使用感…厚さ以外殆ど同じですので特記事項無し。
    • スクロールホイールにカバーを付けると、反応がイマイチになります。が、これは旧classicでも同じでした。
  2. 新旧iPod classicの音質比較…以下に書きます。
この新旧iPod classic、同じ「iPod classic」でありながら、音質が少し違います。いや、結構違います。良くなったとか悪くなったとかではなく、あくまで好みの範囲での差なのですが。何を基準にするかでも話は変わってくる領域の話デスけど。

結論から書いてしまうと、新classicは旧classicに比べてややドンシャリです。中音域ビミョーに控えめ。低域(32~64Hz)+1~2dB、中域(500~1kHz)-0.5dB、高域(4k~16kHz)+0.5~1.0dBといった感じ(かなり適当な数字並べていますケド感覚的にはこんなものでしょう)

旧classicで新classictと同じ音質を出すならEQはこんな感じ?

…とは書きましたが、実はヘッドフォンによる違いの方がはるかに大きいです。iPod classicの(2007年製と2009年以降製との)アナログ部分の部品による僅かな差でしょう。殆ど“好みの領域”ではあると思いますケド。

・  ・  ・  ・  ・

今回比較用に使ったヘッドフォンは以下の6種類。1.~3.の「ちょっと良いめのヘッドフォン」だけで差が出るかな~と思ったら、予想以上に違っていました。比較的安価な4.でもハッキリと差が分かりました。が、5., 6.では差はよくわかりませんでした(5.のソニー製はヘッドフォン自体が少しドンシャリです)
  1. SONY MDR-CD900ST (オンイヤー型、パッシブ)
    <http://www.smci.jp/mob/pageShw.php?site=headp&cd=cd900st>
  2. YAMAHA HPH-PRO400 (オーバーイヤー型、パッシブ)
    <http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/headphones/hph-pro400__j/>
  3. BOSE QuietComfort 2 (オーバーイヤー型、ノイズキャンセリング付、生産完了品)
    <http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/user_support/products/headphones/qc2/qc2.jsp>
  4. audio-technica ATH-EP700 (電子ピアノ・モニター用、オンイヤー型、パッシブ)
    <https://www.audio-technica.co.jp/mi/show_model.php?modelId=307>
  5. SONY MDR-NC100D (カナル型、ノイズキャンセリング付、生産完了品)
    <http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-NC100D/>
  6. Apple EarPods with remote & mic <http://www.apple.com/jp/shop/product/MD827FE/A/apple-earpods-with-remote-and-mic>
・  ・  ・  ・  ・

そう言えば、iMac (デスクトップ型)もiPadも世代を経るに従い、本体スピーカ、ヘッドフォンプラグ共に、音質が「低音域やや強め、中音域ビミョーに控えめ」と同様に変わってきていますね(特にiMac本体に内蔵のスピーカーは音質が大幅に変わっています;iPod touchやiPadの本体スピーカ、後の世代の物ほど、明らかに低音が強くなっています)。素人にもわかる「ややドンシャリ」の傾向。これは時代の趨勢と言って良いのかも知れません。

2016年8月20日土曜日

iPad Pro (9.7インチ)がやって来た ②小物紛失防止グッズ

先日、本ブログへのアクセス数が伸びていると書きましたが、数日で元と同じレベルに落ち着きました。一体何だったんでしょう?

夏休み中だからでしょうか、近所のショッピングセンターのフードコートには、小中学生くらいの子供が沢山。こういう場所でカードゲームやスマホで対戦ゲームをしている姿は数年前からあまり変わらないのですが、今年は数人集まり、タブレットPCやiPadでネットで調べものをしながら宿題をしている姿もチラホラ…(勉強・宿題をしているのは何故か女子ばかり…どうしてでしょう?/笑)
  • このフードコート、フリー(無料)のWi-Fiスポットもあります。
タブレットPCを小中学生くらいの子供に与える(or 貸す)とは親御さんも豪気だな~とか思いつつ、ITガジェットにより小中学生の生活スタイルも確実に変わっているな~と思う週末でした。

・  ・  ・  ・  ・

先日、iPad Pro+Apple Pencil回りの小物を無くさない小物が欲しいと書きました。特に欲しいと思っていたのは、Apple PencilをACアダプタ(のLightningケーブル)から直接充電するのに使うLightningアダプタ(メス-メス)を失くさない為の小物。

Apple Pencil用Lightningアダプタ紛失防止用小物(再掲)

シリコーンゴム製の当該品を見つけて早速購入を決めたのですが、コレどう見てもペンクリップ(シャープペンシルから移植した物)と相性が悪いです。という訳で、ペンクリップは当初の筆記具(シャープペンシル)に戻し、Apple PencilをiPadに固定するパーツとしては、ホルダーを同時購入です。

今回買ったもの:
さて、使用感レポート。

小物紛失防止グッズ:

Apple Pencilキャップ・カバー&USBケーブル連接カバー

iPad充電時はこんな感じ。

Lightningアダプタはブラブラしていますが、これなら失くす心配ゴム用・ビニール用。

ACアダプタからApple Pencil充電する時

Lightning用ACアダプタ使用時はこんな感じになります。この時もApple Pencilのキャップは失くす心配御無用ビニ(以下略)…です。

Apple Pencilホルダー:

さて、充電時以外の使用感。ペンホルダー付けた時の使用状況。

iPad+Smart Keyboardを畳んだ状態ではかなりスマート。
  • カバーをiPad裏面に折り畳んだ時に少し邪魔(ペンを差したままだと特に)
Smart KeyboardをiPad裏面に折り畳んだ状態
  • Smart Keyboardを使う状態では、iPad本体が少し立ってしまいます。
Smart Keyboardを使い、iPad本体を立てた状態

…とは書きましたが(写真も「ヒドい状態」を中心に写しました)、実使用では「気にするかどうかは個人差」程度の違いです。

まとめ:

シャープペンシルのペンクリップを移植した時よりは多少スマートなので(突出部が無いので鞄に入れやすい)当面はこのスタイルで行こうかな~と思っています。

2016年8月14日日曜日

iPad Pro (9.7インチ)がやって来た

8月に入ってから、本ブログへのアクセス数が何故か急増しています。ギター関連のマニアックな話題(ピックアップのセッティングやネック調整法など)についてはコンスタントにアクセスがあるのですが、今回のアクセス増はCAD関連のネタです。夏休み中の課題を抱えた学生さんがアクセスしてくれているのでしょうか?

…となると、つい銚子に行って調子に乗ってCAD製図法講座(第三角法を用いた製図法)とか書きたくなりますが…たぶん気合いが続かないのでやめておきます(CAD製図は仕事でもプライベートでも日常的にやっていますし、そもそも製図って極めて幾何学パズルなので結構好きなのですが、間違いのないように記事を書くには非常に気を遣う→どうしても続かないのですよ; 申し訳無いです)。ちなみに本ブログのCADネタは(嘘は書いていないツモリですが)「正道」ならぬ「邪道」が多いのと(あとCADで遊んじゃっているとかね)、CAD・製図について正しいアプローチで上手に解説しているサイトは幾つもあるので、出来ればそれら真面目なCAD・製図解説サイトやキチンとした書籍を参考にして頂いた方が良いかと思います。

また、ここ数ヶ月、ロシアからの訪問者が増えているようです(Здравствуйте! Добро пожаловать на мою страницу.)。ワタシの文章(日本語としても文法的には少々怪しい←口語体が多いのと、タイプミスも結構ある/笑)、ちゃんと読めているのかな~。Я хочу эту страницу поставляет некоторые полезные и / или развлечений информации.

・  ・  ・  ・  ・

閑話休題(珍しく真っ当な?話でマクラを引っ張ってしまいました)

以前から何度か書いていますが(たとえばこの記事とか、この記事とか)、iPad Air 3が出たら買うツモリでした。結局、Air 3は出ずにAir 2と同サイズで重量もほぼ同じ、iPad Pro (9.7インチ)が出ました。発売は4月です。即買いはせず、何カ月かの間にレビューをチェック、実店舗(アップルストア銀座)でも実物を何度かいじらせて貰った上で、この夏とうとう購入に踏み切りました。
  • この間の交通費だけでもちょっとした小物は楽に買えるんじゃないの?…って指摘を受けそうですが、石橋を叩いて叩き壊すことも厭わない奴なのです(笑)。…冷静に考えると、千葉-銀座1往復分の交通費で、ざっくり、社食の定食5食or麺類10杯分になります(爆)。こう考えると度々銀座・有楽町界隈に行っているのって物凄い贅沢ですね。PASMO使っているから交通費がかかっていることをよく忘れるのです(笑)。
ご注意本記事、iPad Proとアクセサリ類について、チクチクと文句を垂れつつも、基本路線はベタ褒めです(笑)。筆者にはJobs教信者の傾向があり(でも狂信者ではないツモリ)、またタブレットPC (Win 8/10)をiPadと比較できるほど使い込んだ経験もありません(さらに言えば、Apple製品についても各世代をじっくり使い込んだわけでもありません)。という訳で、色々と偏向した内容を書いているかも知れません。内容は間違いの無いように期しているつもりですが、鵜呑みにはしないようお願い致します。

さて、題記の件。iPad Pro 9.7インチです。

iPad Pro+Smart Keyboard+Apple Pencil
  • 上の写真、Apple Pencilには他のペンからクリップを移植してくっつけてあります(後述)。
筐体は何色かありますが、スペースグレイを選択。アップルストア銀座のスタッフさんの言葉に従った結果です。「動画を見る機会が多いなら、画面周囲が黒縁となるスペースグレイがオススメですよ!」とのこと(他のカラーラインナップでは額縁が白になります)

◆良い点

1. iPad Pro (9.7インチ)本体
  • 厚さ&重量:薄く背面がフラットになり、机・テーブルの上でも安定、持ちやすくなりました(これはAir第1世代からほぼ同じ筈ですが、ワタシの手元にある比較対象は初代iPadだけなのです/苦笑)。このサイズ、小さなブリーフケースにも楽々入るので重宝です(12.9インチには無い携帯性の良さ♪)。携帯性は「東芝Libretto」とか「ソニーVAIO type P」辺りと良い勝負ではないでしょうか(時代も変わったので、これら携帯PCよりも、性能も使い勝手もiPad Proの方がずっと高いです)
  • Touch ID (指紋認証):これは少し前からのiPhoneと共通ですが、ロック解除時にパスコード入力が不要なので、使い勝手が良いです。
    • 日本人ユーザは指紋認証を積極的に使いたがらない傾向があるとも聞きますが…。
  • iOS 9以上の共通仕様のようですが(つまりAir 2やminiも)2つのアプリを並べて表示できる機能(Slide OverとSplit View)は便利です(MacOS X 10.11 El Capitanに導入されたScreen Split機能と似たものです)。特に、画面を横向きにして左半分にブラウザやOffice系AppやiBooks等を表示し、右半分に辞書AppやメモAppを表示して同時に使えるというのはメチャ便利です♪
  • 画面表示…まず、偏光サングラスを使っていても自然に見える! (液晶ディスプレイ(LCD)でコレを実現するのは難しそうです;もしかして有機ELディスプレイ(OLED)を使っているのでしょうか?) ワタシは車の運転とかに便利な偏光サングラスを愛用しているのですが、これを外さずに自然に使えるのは効果絶大です。また、True Toneという機能で、環境の明るさに合わせて画面表示の輝度を自動調整してくれるので、建物の中⇔屋外の移動時、都度明るさ調整をしないで済むのもgoodです。
    • 【2016/08/21追記①】 後日「Apple Special Event, March 2016」の動画を見返したところ、画面表示はOxide TFTとのこと。やはり液晶です。ただし、Photo alignmentとかCustom timing controllerとか気になるデバイスがかまされています(それぞれが具体的にどういう働きをするのか何のコッチャなのですが/笑)。
    • 【2016/08/21追記②】 「True Tone」は「輝度」だけでなく「色調」も調整しているようです。また、夜間暗い所では波長も暖色系になります(いわゆる「ブルーライト」を抑えた色)。使い始めて数日経は色調を変えていることに気付きませんでしたが、慣れると他の液晶デバイスに戻れない目になってしまいます(笑)。
2. Smart Keyboard
  • 形状としては、iPad Air用に出ていたSmart Coverに、キーボード部分を付け足したような形です。
  • ソフトウェアキーボードより遥かに使い易いです(当たり前ですけど)特にOffice系ソフトを使う場合に強力。ファイルを見るだけならばともかく、新規作成や修正はソフトウェアキーボードだけでは力不足ですが、ハードウェアキーボードと特に矢印キーが付いているので、(頑張れば) PC/Macとほぼ同レベルの作業をすることが出来ます。
    • Office系ソフト…AppleならNumbers・Pages・Keynote、MicrosoftならWord・PowerPoint・Excel・OneNote、等.
  • 一定のストロークとクリック感があり(新しいMacBookの浅いストロークよりもずっと打ち易い)、浮石タイプと違ってゴミ等の入る余地が殆ど無いのも良いです。
  • iPad Air本体とSmart Keyboardが磁石で良い具合にくっつき、本体を使わない時は蓋(カバー)にもなるし、平らに置く時は本体キーボードを本体裏に畳み込めば邪魔にならないし、キー入力時には本体スタンドにもなります。
3. Apple Pencil
  • 充電時間がカナリ短いのは「売り」でしょう
    • 急速充電:iPad Proに15秒接続するだけで、Apple Pencilを30分使える程度に充電
    • フル充電:2時間以内、iPad Proのバッテリーを1~2%消費
  • 標準Appの「メモ」等フリーハンド入力に対応したソフトが多いのですが、指先だけで操作するのは限界があります。これが細かく書ける/描けるだけでなく、画面に押し付ける強さやペンの傾きによって線の太さ等のタッチも変えられるのが良いです(従来のスタイラスペンより表現の自由度が高いです)
通常指先で行なう操作も、殆どApple Pencilで代用できます(通常のスタイラスペンのようにも使えます)。この時、画面に指先でタッチするよりも腕や指を動かす量が激減するので、ワタシのようなモノグサ人間にはピッタリです(笑)。

「メモ」Appで鉛筆を使って描いた絵。

  • 本当は美女絵を描きたかったのですが、絵心が無いのでパーツだけ(笑)。Apple Pencilを立てて描いた時は細い線(タッチの強さで太さも変わります)、寝かせて描くとボヤけた太い線が描けます。このペンの傾きで表現の幅が広がるというのは、従来のスタイラスペンにはなかなか見られない特徴です。
◆悪い点

1. iPad Pro (9.7インチ)本体
  • 結構発熱します。
    • 充電時は左下裏面が発熱。
    • 使用時は右下の裏面が発熱(使用しているAppにもよりますが、かなり熱くなることがあります)。
    • ちなみに、ACアダプタも(特にiPadのバッテリ残量が少なくて急速充電モードになっている時に)結構な発熱をします。
  • iPad ProのAppの多くは、Smart KeyboardやApple Pencilありきで作られているようです。「メモ」Appは、文字と絵(フリーハンドで絵を描く)を混在させたりできるのですが、少なくともSmart Keyboardが無いと使い物になりません。Apple Pencilがあると、表現の幅が格段に向上します。
2. Smart Keyboard
  • Smart Keyboardの畳み方を変える時などに、予定外の方の磁石が外れることがあります。
Smart Keyboardはこう開いて…

↑キーが内側に来るように畳みます(Apple Pencilはただのつっかえ棒です)

↑キーを畳んだ状態

Smart Keyboardが蓋になった状態。

時々こう外れます(笑)。え? そっちじゃないよ!
  • キーストロークが非常に浅いです。最近のプレミアム・モバイル(例えば以下の2台)よりはストローク量が大きいので、そのうち慣れるかも知れませんが…。
    • Appleの新MacBook<http://www.apple.com/jp/macbook/>→キーストロークはたぶん0.5mm位、キーを打った時にストローク感が全然ないです。クリック感があるので何となく「打てている」感じはしますけど。
    • HPのSpectreプレミアム<http://h50146.www5.hp.com/notebooks/personal/spectre/>→これも0.5mm程度。
    • 他社さんからも超薄型モバイルPCが出てきていますが、キーストロークについては同じような状況なのではないでしょうか(全部見た訳ではないので何とも言えませんが)。
    • 30年位前のキーボードはストローク量が5mm位ありましたが、これは機械式タイプライタの名残でしょう。JISやUS (ANSI)の「QWERTY配列」も実は機械式タイプライタ向けに決められた配列で、「あまり速くタイプできない」ように、敢えて「打ちにくいキー配置」にされたらしいです。…って、これについて語り出すと別記事1本くらい軽く書ける分量になるのですが、今回の本論とは関係が無いので割愛します。
  • キー配列がちょっと変:基本的には(JISでなく)US配列で、記号の一部の位置がJISとちょっと違うのは仕方無いとして、それ以外に気になる点がいくつかあります。
    • [CTRL]が最下段の左から2番目という変な位置で押しにくい
    • 最下段左端は入力言語切替えモードになっていて、よく間違えて押してしまう&入力モードが5種類もあるので混乱します。
    • これらに加えて[↑][↓]キーが接近しすぎていて、よく押し間違えます。
↑Smart Keyboardのキー配列

  • Smart Keyboard、(机の上等では良いのですが)膝や鞄の上など平らでない場所で使うとどうにも不安定(これはMicrosoft Surface等も同じですが)。従来型のいわゆる「浮石型」のキーに慣れた人には調教(笑)が必要かも知れません。

3. Apple Pencil
  • 通常の筆記具より長いです。通常のペン位の位置を持つと、重心が高くなり少し使いにくいかも知れません。
    • Apple Pencilの分解調査結果の記事を見ましたが、詰まっている中身から、これ以上短くするのは難しそうですが…。
  • 書く→表示されるの間に僅かな遅延があります(慣れの問題かも知れませんが)。あと、筆圧が低い人は濃い線を描くのが少し難しいかも知れません(ワタシは筆圧が低くて済む万年筆を多用するタイプなので、数日使ってもまだ慣れません)
  • ゴリゴリ使っているとバッテリーの消費が早いです(2~3時間でフル充電の1/2以下になります→使い方次第では半日も持ちそうもなく、頻繁にiPadに短時間接続による急速充電を繰り返すことになりそうです)。 
  • 充電方法がブサイク(笑)。標準的な充電方法はiPad AirのLightningポートに突き刺してiPad Proの電力を「おすそ分けしてもらう」という方法なのですが、この状態でiPad Air本体を使おうとすると、突き刺さったApple Pencilが結構邪魔、置き場にも困ります。iPhone/iPod touch/iPad用Lightning-Dockスタンドに(Lightning充電アダプタを介して)Apple Pencilを突き立てる方法もあるようですが、これはこれでブサイク。サードパーティ品でApple Pencil用充電スタンド(ACアダプタ付ペンスタンドみたいなもの)もあり、多少スマートかも知れませんが、出先では使いにくいですよね。
標準的なApple Pencil充電方法。
Apple Pencilの突出がかなり邪魔ですし、
ぶつけてコネクタ部を簡単に壊しそう…。
なお、Apple Pencilのキャップには磁石
入っているので、iPadの額縁に仕込まれ
た磁石の所くっつけておくことが出来ます。
  • Apple PencilをACアダプタ(Lightningケーブル)から直接充電することも出来ます。この時、Lightningのメス-メスの形状をしたアダプタを挟むのですが(Apple Pencilを買うと1個だけ付いてきます)、これは紛失し易そうなパーツNo.1。これ「だけ」の補充パーツが欲しい(Appleさん、単品では売ってくれまへんか?)

Apple Pencil付属Lightningアダプタ




Lightningアダプタをつないだ状態

  • Apple Pencilの多用により、iPad Proの表面が傷だらけになる(ワタシの場合ハードコートフィルムを貼っているので、貼り換えるだけで済みますが)
  • Apple Pencilが転がりやすい また、使わない時に良い置き場所が無い! Apple Pencil自体、重心が中心軸ずらしてあり多少転がり難くしてあるらしいですが、やっぱり転がります。
4. 全体…強力な磁石を使い過ぎていないでしょうか
  • Smart Keyboardの固定用に数か所、Apple Pencilのキャップ部など、そこら中に強力な磁石が入っています。カード類や時計などへの影響が出そうで、チョット気になります。
  • ちなみに、iPad本体やアクセサリに磁石が入っているのに、iPad上で電子コンパス(磁気センサによる方位磁針)Appはキチンと動作します。どういう仕組みになっているのでしょうか? 使用開始時にiPad本体を色々な向きに合わせて校正するので(これをサボった場合はトンデモな向きを指すことがある)、iPad本体やアクセサリ類の強力な磁力の中から僅かな地磁気を読み出す上手い方法を採っているのでしょうけど。
◆Appleさん&サードパーティさんにお願い

1. Apple Pencil関連の小物の予備品を売って下さい
  • Lightningアダプタも予備品を売って下さい(失くしやすい部品No.1)
  • Apple Pencilのキャップも予備品を売って下さい(充電時に外す必要がありますので無くしやすそう)
2. これらの小物を紛失しないようにするグッズが欲しいです。
  • Apple Pencil用Lightningアダプタは、iPad Pro充電用のUSB-Lightningケーブルにくくり着けておきたいです。
こういうパーツは売られんのかね?
(これもiPadの「メモ」Appで描いた絵のスクショです。)

…と思ったら、やっぱりありました(<https://www.amazon.co.jp/dp/B01FQOT61I/>とか)。これは購入決定ですね。

3. Apple Pencilを使わない時にiPad Pro本体に固定する上手い方法を教えて下さい。
  • 現在、Apple Pencilの転がり防止&その辺に引っ掛けておけるように、別の筆記具のクリップを移植しました(ZEBRAのシャープペンシル、Color Flightという製品、定価300円/実売250円程度<https://www.amazon.co.jp/dp/B002U0FSAK/>)。でもこのクリップでも収まり具合が微妙です(笑)。
↑Smart KeyboardをiPad Proの裏面に畳んでいる時は、
こんな風に邪魔にならない場所に付けられます。

↑本体に蓋をした時に付ける位置はココかな~。
収まりは微妙。ビジネスバッグに縦向きに入れ
る時はあまり邪魔になりませんが、ルーズな袋
ではちょっと問題になるかも知れません。

↑Smart Keyboardのみを使うとき、Apple Pencilは
この位置が具合が良いです(上記の、蓋をしている時
Apple Pencil付け位置でこうなります)
◆まとめ

細かな文句は色々ありますが、非常に楽しいガジェットです。用途は違えどプロセサの処理能力は汎用モバイルPCと良い勝負、これを、より手軽に持ち歩け、より手軽に使えるのは大きな魅力です。

1. プライベートで使うなら:
  • ネット、メール送受信、SNS、電子書籍、ゲーム、ちょっとしたメモ、お絵かきツール、…等の基本的なAppは最初から備わっています。写真を編集したりPDFファイルを作成するAppも各種出ていますので(基本セットは無償の物や、有償でも比較的安価なものが多いです)、プライベート用として「気軽に持ち歩けるITツール」として優れていると思います。
  • iPad Proをより有効活用できると思えば、Appやアクセサリ類に数千円追加投資するのは誤差みたいに思えてきます(本体を買った直後で金銭感覚が麻痺しているのかも知れません/笑)
  • 比較的安価なAppを使うことで、クラウド上のデータやブラウザ表示をPDF化してローカルに保存できるので、あとでじっくり読みたい物が出来た時に「とりあえずPDF化」も便利です(ファイル名に日付を入れるとかしないと、PDFファイルが増殖すると大変なことになりそうですが/笑)
  • 元の完成度が高いので、カスタマイズ要素は少ないかも知れません。
2. ビジネス用途なら:
  • プライベートの項目に挙げた用途は勿論、会議等のスタイルを大きく変えるポテンシャルを持っていると思います。例えば、上に「メモ」Appで描いた絵を2つほど上げましたが、プロジェクタと組み合わせればホワイトボードの代わりになります。スキャナ付ホワイトボードより簡単に使えますし、即デジタル化→共有フォルダに保存といった、即戦力な用途は誰でも思いつくでしょう。
  • 工夫次第で他にも色々な使い方が考えられますね!
…まぁワタシは仕事用とプライベート用をキッチリ分けるほうなので、今回買ったiPad Proを積極的に仕事に使おうとなんて考えていませんけどねっ★彡 (職場外でネットを見るくらいはするでしょうけど、それ以上は使いませんよっ!)

おしまい(ひさしぶりに長文を書きたいテンションになりました/笑)

2016年8月11日木曜日

山の日! でも夏はやっぱり海でしょ?(笑)

県外ナンバーの車が目に付くようになりました。今週夏休みという会社も多いようですね。

・  ・  ・  ・  ・

という訳(?)で、今日もサイクリングです。題名の通り、今日は山の日ですが、行き先は海です(こんな猛暑の中ヒルクライムをしたら死んでまうでマジで)。検見川浜です(何も考えていないと印旛沼・利根川水系の何処かになり(笑)、検見川浜は印旛沼の放水路(新川~花見川)の東京湾側の出口です)。この辺りは本来遊泳禁止エリアなのですが(ウィンドサーフィンのメッカですぐ近くにヨットハーバーもある)、それでも水着のお姉様・元お姉様・お子様がワンサカ。目の保養をしてきました(笑)。
  • 何かと問題になりそうなので、海では写真撮影は無しです。てゆーか、暑さでヘロヘロ、カメラ=iPod touchを持参していることをすっかり忘れていました。
今日の相棒は、先月久し振りに引っ張り出してきたBianchiの98年製モデル。八千代~検見川浜の間、花見川CRの一部未舗装区間を迂回すると、激坂区間が現れます。でも、今回は平坦路優先セッティング(今日セッティング:F:53x39T, R:23x11Tという高速巡航向きのギアですが、数100mの激坂ならF39xR21~23Tで充分です)

前回と比べて、どのパーツを替えたか解るかな~?
足回りが真っ黒で、見た目が全然違いまんがな。

前回走った時はヒルクライムセッティングでした。ハンドルバーの上のブレーキブラケットの位置調整は面倒なので変更無しですが(ブレーキブラケットを数mm高くした方が平坦路では走りやすい、でもバーテープ交換が面倒なので今回は(今回も)調整をサボりました/笑)、サドル角を微妙にいじり(先端を1~2mm高くしましたが、写真では解らないですよね/笑)、ホイールを平坦区間で高スピードを維持しやすい物に交換です。ホイールを交換するだけでバイクの性格がガラッと変わるので面白いですね。
  • ロングライド用にこのホイールを導入したのですが、Bianchiはバイク(フレーム)自体がパキンパキンに堅く、ロードノイズが全部腰に来ます。その為、ロングライド用として2台目(CARRERAのスチール&カーボンのフレームと、柔らかめのホイール)を購入。という訳で、Bianchiはヒルクライム用になっちゃったので、Bianchi+Campagnolo SHAMALという組合せは長いこと使っていませんでした。
このホイール、イタリアのメーカ・Campagnolo製のSHAMALという物です('98~'99頃のモデルで近年の「SHAMAL」とは全くの別物です)。いわゆるディープ・リムのホイールです。リムが高いだけでなく(リムが高い分重量増ですが)、スポークが短く数も少なく、空気抵抗が非常に低く作られています。ただでさえ短いスポークが、前14本・後16本という、'98年当時としては常識外れの少スポークホイールです(当時、前後ともスポーク32本、少ない物でも24本が普通でした; 少スポーク・高テンション化の為、調整は難しくなっている筈ですが…後述の通り、調整が必要になったことはありません)

あ、今回使ったタイヤはその辺に転がっていたやつで、決戦用の高級品ではなく練習用に買った安い物、古くなっていたので卸しました(Panaracerの…何だっけ?/笑)。比較的安いタイヤなのですが(でもタイヤサイドはバイクに合わせて黄色にコダワっている/笑)、今日のサイクリングで皮剥きしちゃったので、ゴムが劣化する前にガンガン走っておかないと、安めのタイヤとは言え勿体ないな~(笑)。

この頃のCampagnoloのホイールって、笑っちゃうほど頑丈です(Campagnolo NUCLEON (前回撮影時のホイール)、SHAMAL (今回の物)とも振れ取り台には載せて何度かバランスを見ていますが、いずれも調整が必要になったことは1度もありません)。メンテも(ハブのベアリングの玉当たり調整を除けば)非常に簡単。ハブにグリスガンのノズルを入れる穴があり、新しいグリスを注入すると、古いグリスが脇からニュルッと出てくる構造。グリス注入&タイヤ10回転位、を2~3回やればグリスアップ完了!みたいな。ツール・ド・フランス等のレース用としてメカニックの現場作業を簡略化する工夫がされているので、素人としてはいじる所がほとんど無いスグレモノです(ここ10年位のCampagnolo品はさわったことがありませんが、今でもシマノやMAVICとは違う設計思想なんだろうな~←シマノやMAVICは、日々プロのメカニックが調整してハイ・パフォーマンスを出すという造りですが、Campagnoloは日常的なメンテは素人でもやりやすくなっています)

まあ、そんな感じの休日でした。

2016年8月6日土曜日

ニューiPod classicが困ったチャン?

アップル・ストア銀座で「ポケモンGO」ユーザによる被害(?)が出ているそうです。店先で、展示品のLightningコネクタからこっそり自分のiPhoneを充電する人が多いとのこと(マナー違反…というかソレ盗電デスヨ)。お陰で、アップル・ストアの店頭展示品のバッテリー残量が非常に少なくなるという、一般客にもチョット迷惑な状況が…。

そこから直線距離にして400m程度のビックカメラ有楽町店。こちらは携帯電話充電サービス(30分100円)が順番待ち、お店にしてみればウハウハな状況(利鞘は薄いでしょうけど)

そう言えばスターバックスでも、客席付近の壁のプラグからスマホを充電している人がいたぞ(複数名がタコ足配線で同時充電)。これも「ポケモンGO」の所為かも知れません。ワタシは、店側が電源使用をOKしている場合は有難く使わせて貰うこともありますが、バッテリの残量が気になりそうな時は、USBバッテリ(大小取り揃えております/笑)とケーブルを持参することが多いです。

・  ・  ・  ・  ・

さて。(時々マクラが長くなるよね→ワタシ/笑)

過日、iPod classic (160GB)が故障した&復活した旨書きましたが、復活後1週間位で同じ症状で再度故障。今度は数日(目がチカチカするのですが)使い続けても、再復活はありませんでした。
一度壊れて復活して…で、すぐ代替機が必要になるという腹積もりでしたので、今回は「ポチッ」まで超短時間。流通在庫(デッドストック)なので、現物の所在地によって届くのに日数がかかると思っていましたが、今回は購入翌日夜に届きました(速ぇ!)。早速開封してiMacに繋げます。

新iPod classic、製造から年月が経っている筈なので、バッテリーが上がっているのは仕方ありません。で、ある程度充電してからiMacと同期しようとしたのですが、困ったちゃん発生!

左:旧classic、右:新classic
いずれも160GBですが、筐体が薄くなりました。
新160GBの厚さ、昔の80GBと同じ位かも?

さて。困ったチャン:
  1. 旧iPod classic (160GB)より薄いです。シリコーンゴム製のジャケット(カバー)が使い回せません。HDD搭載機なので、裸では何だか安心して持ち歩けません。
  2. iTunesのバージョンが10.7以降でないと同期できないと言われてしまいました。
    • これまで音楽系は古いiMac (2008年物)をホストにしていたのですが、そろそろ新しいiMac (2014年物)に乗り換えしないといけないようです。再生回数や最終再生日時やレートやジャンルやアーティストを使って“育てた”複雑なプレイリストの数々が使えなくなってしまいました(同じようなプレイリストを今から作るのも面倒だし、再生回数はどうにもならない/笑)。旧iMac (2008)で作った古いプレイリストはバッサリ諦めて、新iMac (2014)で新しいのをコツコツ育てるのが現実的でしょうね。
という訳で、とりあえずジャケットは購入決定(これもデッドストックをネット通販)。ついでに、スクロールホイール部分のカバーもです(スクロールホイールとセンターボタンとの外周部、汗・雨・飲み物が入りやすそうな微妙な隙間があるので、念のため←上の旧classic、写真では解りづらいですが、このカバーが付いています;今回買った新classicはたぶんワタシが使う最後のHDD式プレイヤになるので大切に使います)

あとは通販で購入手続きをするだけなのですが、配送受取可能なタイミングは…と考えていて(この夏は何かと外出が多い)、実はまだ未購入(笑)。iPod classic関連グッズはアップル・ストアや大手電器量販店にも無い…というシバリの中、先日外出時、予定より早く上がれたので、銀座&有楽町に寄り道です。そこで、冒頭のポケモンGOとスマホ充電に関する話を聞いたというワケです(笑)。

ジャケとカバーフィルムはタイミングを見ながら、近々購入します(それまでカーオーディオはiPod touchで代用だな)

・  ・  ・  ・  ・

さて、新旧マシンで同じプレイリストを使えない件。

PC/Macに限らず、マシン入れ替えが発生する度に、データの移し替えという作業が発生します。最近は数GB程度のユーザデータならクラウドスペースにほぼ無償で保管出来るので、これを使うのもアリでしょう。でも、少なくとも現段階では楽曲データまで全部クラウドに置くのは如何なものかと(ワタシは音楽については雑食性で、ライブラリは軽く1万曲以上;時々昔の曲も聴きたくなるので今のところ大容量iPod classicが手放せません)

そのうち、携帯プレイヤも常時IP接続になり、楽曲データは勿論、再生回数やレートも全部クラウド上で管理することになり、手元には最低限のCPUとキャッシュ・データしか持たない時代になるのでしょう(PC/Mac/タブレットのデータは現在、業務用・私用ともクラウド化が進行中ですよね)。あるいは、音楽の聴き方としてはストリーミング再生(都度ダウンロード)の方が普通になるのかも知れませんが…さて、どうなることやら。

最近はデータ通信に特化した格安プランも出て来ていますし、携帯網も3G→LTE(3.9G)→4G(次期通信方式)と音声以上にデータ重視の方式になって来ています。でも、携帯電話(スマホ)・PC・タブレット・携帯オーディオプレイヤ…と機器は増えていく一方なので、それらを買替える度(つまり年に数度)、新規回線ご契約♪というのはチョット面倒だな~(そうでなくても買い換え毎にデータ移し替えやメール設定やSNS設定等に色々手間がかかるのにぃ)。この辺、どうなるのでしょうね。

ワタシ自身は、当面は回線契約はスマホ+モバイルWi-Fiルータの2台だけ数年おきに更新、でいいかな~思っています(Wi-Fiルータを持参していなくても、常に持ち歩いているスマホでテザリングすれば最低限のことは出来ますし)