2014年2月23日日曜日

「録れコン」エントリーしてきました♪

◆「録れコン」の作品を提出してきました。

音源は、週が明けたら(「録れコン」の締切りを過ぎたら)クラウドスペースに上げておきます。聴きたい方がいらっしゃいましたら、ご連絡を頂けましたら公開URLをお知らせします。

今回のDTM/DAWソフトはGarage Band (iMac)。

◆島村楽器スタッフさんの反応

音源はCD-Rに焼いて持って行きました。これに加えて、iPod touchにも音源を入れていたので、仲良くして頂いているスタッフさんに聴いていただきました。反応は、自己評価よりも良好でした。特に、
  1. 鍵盤が手弾きのようだ(あまり打ち込みっぽくない)
  2. ギター2本のキャラが立っている
  3. 全体のバランスも良い、完成度が高い
といった辺りでお褒めを頂きました(嬉)。

まぁスタッフさんは商売でやっているので、けなすことはあまり無いと思いますし、お世辞分は割り引いて聞かなければいけないのですが(笑)。でも、「良い」と言われると、嬉しいやら、照れ臭いやら(笑)。

◆反省のコーナー

先日書いた通り、ギター演奏に関しては、時間切れで100%納得出来る演奏が出来た訳ではありません。が、「ライヴでこれ位弾けたら、まぁ合格かな」のレベルではあると思っています。

ギター演奏に関しては、以下の点が(自分では)気になっています。
  • ピッキングミス(何か所も)
  • “キメ”の最後の音が中途半端に短く切れてしまっている(次のフレーズに備えて運指がフライング)
まぁ、元気なノリだけは出せたかなぁと思っていますが(自画自賛)。

◆ありがとう!のコーナー

今回、提出前バージョンを数人の友人に聴いてもらい、この時貰った意見を最終バージョンに反映させました。皆様異口同音に「ギターの音量を抑えて楽曲全体としてのバランスを取った方が良い」と。

ついつい、自分の弾いているパートのフェーダーを上げたくなります(笑)。でも、目的は「ギターを聞いてもらうこと」ではなくて、「楽曲と演奏を聴いて楽しんでもらうこと」。

コメントを頂いて、ハッと我に返りました。ご意見、ありがとうございました♪

◆今回工夫したところ

◇打ち込み-1:ドラムス

楽譜通りではなく、「自分が実際に叩くと、こうなるだろうなぁ」にしてみました。具体的には:
  • ハイハットの刻みで、拍のオモテとウラの音量(ベロシティ値)を変えた
  • アクセントでクラッシュシンバルを入れる時は、バスドラムの音量を気持ち大きめにした
  • フィルインでは右手と左手で若干の音量差をつけた
  • (原曲には無いけど)所々でハイハットの「踏み音」を入れた
Garage Bandのドラムス(Rock Kit)は、バスドラもスネアもタムも、かなりミュートされた音(締まった音)です。でも、「U&I」の原曲のドラムスは殆どノーミュートでワイルドな音です(アニメでもノーミュートでした)。ミュートされた音からワイルドな音を作るのはかなり無理がありますが、EQで中低音を太らせ、リバーブを深めにかけて、雰囲気が近くなるように工夫をしました。

◇打ち込み-2:ベース

Garage Band内蔵の音は、ドラムス同様上品すぎです。なので、内蔵エフェクタでディストーションを深めにかけてロック色を強くしてみました。あと、ベースだけは1つの楽器に複数トラックを使いました(普通のフィンガーピッキングとミュートとを別トラックにして、バランスを取りやすくしました)

◇打ち込み-3:鍵盤(オルガン、ピアノ)

Garage Band内蔵エフェクタのコーラス(ステレオコーラス)で、音に空間的な広がりをつけてみました。それと、オルガンにもオーバードライブをかけてロック色を強くしてみました。また、所々で64分音符分だけタイミングをずらしてみたり(モタつかせたり走らせたり)、グリッサンドは経過音を被り気味(同時に2~3音が出る)にした上で、さらに微妙なタイミング(拍の頭じゃないタイミング)から始めてみる等、「手弾き」感を高める工夫をしました。

でもこれ、やり始めると止まらなくなります(笑)。それこそ、手弾きしてMIDI入力した方が早い、ってくらい。まぁ今回はギターの伴奏の打ち込みなので、ソコソコで済ませましたが。
  • オルガンは鍵盤のタッチで強弱が付かない楽器ので、それだけは神経をすり減らさずに済みました(笑)。
◇リアル音源:ギター

いつも心掛けていることですが、「ライヴで出来ないことはやらない」。なので、ピンポン/切り貼り無しの「一発録り」(数テイク録り直しましたが)、タイミング調整・ピッチ調整の後処理は無し(PAさんが普通にやる、パン設定とレベル調整のみ)としました。ギターについては、iMac上では後処理のエフェクターも無しです。

今回、オーディオI/F(USB接続の物)は使わず、ギターアンプの出力をiMacのマイク入力に直結しました。オーディオI/Fを使うと、どうしてもタイミングの遅れが気になる為です。このズレはミリ秒単位なのでしょうが、楽曲のドライブ感の「肝」となるギターにタイミングの遅れは致命的です。

それと、ギターはストラップを使って立って演奏しました。単にワタシの気のせいかも知れませんが(思い込みってヤツかも知れません)、ちゃんと立って、他パート(特にリズムセクション)をよく聴きながら弾くと、ノリ&ドライヴ感が良くなる気がするのです。

また、アンプのゲインは抑えめにしました(“クランチ”程度)。こうすることにより、ギターのキャラクターを立たせることが出来ます。「これぞ、MustangのリアPUの音!」、「Les Paulと言えば、こういう音だよね~」にしてみました。

エフェクタは、Mustangにはコンプレッサー(音の粒を揃える)、Les Paulにはコーラスを使っています。でも、エフェクトレベルは軽くし、生音を大切にしました。

◇マスタートラック

各トラックでEQ、エフェクトはしっかりかけたので、マスタートラックは殆ど後処理無しです(ちょっとリバーブをいじった程度)。EQとかいじりすぎると不自然な音になりますしね。

◆パソコン(iMac)の処理能力を超えると…

トラック数が多すぎたり、後処理が多すぎたりして、パソコン(iMac)の処理能力を超えると、ちゃんと演奏出来なくなります。

これが何度も出て消えなくなったらお手上げです。

まぁ今回はトラック数少な目(パート数+α)、内蔵EQ・内蔵エフェクタの使用は最小限にしたので、この絵は見ずに済みましたけどね。

◆まとめ

◇神経質に完成度を上げるよりも…

今回は、「自分が楽しむこと」、そしてもし可能ならば「聴いてくれる人に楽しんでもらうこと」に重点を置きました。プロは、作品の完成度を上げるために、非常に神経を使うと思います。でも、ワタシたちアマチュアミュージシャンにとって、音楽は楽しむものであるべきです。作品の完成度を上げる為に神経をすり減らすのは(それによって完成度は少しずつ上がると思いますが)、本末転倒です。

◇恩師の言葉

作品作りの途中で、中学時代の音楽の先生の言葉を思い出しました。曰く、

「音楽って、『音の学問』じゃなくて『音を楽しむ』って書くことを忘れないで」。

深いですよね。学問(知識)も必要だけど、楽しむ・楽しませる心構えがもっと大切なんですね。

◇最後に

今回の作品作りの上でお世話になった皆様方、本当にありがとうございました!!

2014年2月22日土曜日

今週のヘビーローテーション:山中千尋さんによるコンピレーション盤(3枚)

以前も書きましたが、ジャズピアニスト・山中千尋さんの曲をよく聴きます。そうしたら。Amazon.co.jpさんに「おすすめ」されて、ついポチッと(笑)。

という訳で、今週は山中さんの演奏ではなく、山中さんが選んだ曲のコンピレーション盤がヘビーローテーションです。山中さんの音楽のルーツに興味はありますが、山中さんによるコンピレーションで完全な訳がありません。でも、つい踊らされてしまうんですよね(笑)。

全部良い曲だと思いますよ。iTunes Music Storeで30秒の試聴をしても良いし、サイフに余裕があるなら勢いで買ってしまっても良い音楽だと思います。


MY FAVORITE BLUE NOTE

Blue Note設立75周年記念の企画。売れっ子の山中さんが選んだ楽曲のコンピレーション。13曲目“Don't Know Why(George Gershwin)のみ新譜(演:山中千尋)

  • Don't Know Why”は、リズム隊の速く細かい動きの上で、ピアノだけゆったりと弾く、という料理になっています。山中さんってスタンダード曲を大胆にアレンジしますが、こういうの結構好きですね。

JAZZ REMINISCENCE

山中さんが選んだジャズ・コンピレーション。帯の惹句は「いつまでも聴いていたいジャズ」。

CLASSIC REMINISCENCE

山中さんが選んだクラシック・コンピレーション。帯の惹句は「待っていた音は、ここにある」、「クラシックのあたらしい楽しみ方を山中千尋が提案します」。

JAZZ REMINISCENCE”と“CLASSIC REMINISCENCE”はUNIVERSAL MUSIC盤。あまり長くありませんが、山中さんによるライナーノーツも魅力(これがあるからダウンロードでなくCDを買うんだよな)

2014年2月20日木曜日

「録れコン」作品録り、何とか終わりました、否、終わらせました

録れコン」応募の作品作り、何とか終わらせました。満足な出来かというと非常にビミョーです(苦笑)。とりあえず参加することに意義があるということで、応募期限ギリギリで終わらせました(今週末にエントリーして来ます)。てゆーか、ただの時間切れによる妥協なんですけどね。

さて。

今回、演奏以外の変なトコロで苦労しました。

◆クリップチューナーとGarage Bandのピッチがずれている!

最初はいつも通り、クリップチューナーでギターのチューニングを合わせていたのですが、Garage Band (iMac)の音と比べて、何だかピッチが高い。最初はギターのオクターブピッチが合っていないとか、弦を押さえる指に力が入り過ぎていたのだと思っていたのですが、どうもそうではないらしい。
  • ギターのうち1本(Mustang)が構造上音痴になりやすいことは後述。
で。確かめてみました。クリップチューナーの言う「A=440Hz」が、Garage Band (iMac)にとっては「チョット高い音」だったんです(涙)。その差、3~4セント。

上:電子メトロノーム(KORG MA-1)が出すA=440の音を、
下:クリップチューナ(Louis LCT7)は「ジャスト440Hzだよ」と言います。

同じ音をGarage Bandは「ちょっと高いゾ」と言ってきます。

3~4セントというと、半音の3/100~4/100のずれです。A=440Hzに対して1Hz位高い音、約441Hzになります。概ねチューニングが合っていて、一部の音だけが3~4セントずれている位なら、ワタシはあまり気にしません(アマチュアには充分許されるレベルでしょう)。でも、全部の音が3~4セント高いのは、どうにも気持ちの悪いズレです。「これはアカン!(怒)」みたいな。

で。今回は、クリップチューナーの「A=440Hz」と、Garage Bandの「A=440Hz」の、どっちが正しいかは問題ではありません。ギター以外のパートをGarage Bandで演奏している以上、Garage Bandに合わせるしかありません

という訳で、宅録作業中は、クリップチューナー君は御役御免。

◆Mustang(ギター)が音痴になり易い!

今回のギター:リードギターはFender JapanのMustang 69 (左)。
サイドギターはGibson Les Paul Custom (右)。

リードギターには、最初は音程の安定しているTelecaster (TL)を使っていました。が、やっぱりMustang (MG)とは音が違うんですよね。何度か録り直しているうちに、原曲と同じMGのチープな音(笑)が欲しくなりました。折角MGを持っているのに使わない手はありません。(サイドギターは、原曲ではLP Standardですが、ワタシは同じ物は持っていません。で、Customで代用したワケですが、「これぞGibson Les Paul♪」という音はちゃ~んとしまっせ。/笑)

が、しかし!

MGが音痴になりやすいことは最初から解っていたつもりですが、録音して客観的に聴くと、思っていた以上に音痴(涙)。MGのDynamic Tremolo Systemはブリッジ位置が定まっていません。弦とサドルとの張力と摩擦で何となく場所が決まるという構造。これ、オクターブピッチがメロメロになるという構造的欠陥です。それに、ショートスケール(弦が短く弦の張力が低め)なので、弦の押さえ方ひとつでこれまたピッチが不安定になります。

MG使いは、この辺りのじゃじゃ馬っぷりを乗り越えてこそ一人前と言われます。ワタシは半人前程度なのでしょう。

ま、今回はテキトーなトコロでお茶を濁すことにしました(笑)

◆D'addario弦が「生もの」すぎる!

先日書いた通り、今回使った弦はD'addarioのEXLシリーズ(MGにはEXL120=.009-.042、LPにはEXL125=.009-.046)。音の張り・煌びやかさは抜群。(Elixir弦では殆ど音が出ない)ピックスクラッチもバッチリです。

でも、以下のような欠点が!
  • 弦の賞味期間が短い! 
     20年位前は、D'addario弦は張って1週間もしないうちに銹びました。この問題は、近年大幅に改善したようです。プレーン弦(1~3弦)の鋼鉄の上へのニッケルめっきの品質が向上したのでしょう。が、煌びやかな音は、張って数日でどんどん劣化して行きます(録音した音を客観的に聴くとよく分かります)。ギターのボディ材の鳴りを活かせる弦の賞味期限は、かなり短いです。MGで3~4日、LPで2日位でしょうか。
  • 短時間でオクターブピッチがどんどん変わって行く! 
     ギターは開放弦(どこも押さえていない状態)でチューニングを合わせる他、ブリッジサドルの位置を微調整します(“オクターブチューニング”と言います)。これは、弦を押さえた時に弦が若干伸ばされてピッチがずれる分の補正です。オクターブチューニングが合っていないと、特に高ポジションで音痴なギターになっちゃいます。
     このD'addario弦。このオクターブチューニングが短期間で大きくずれて来る!んです。
     弦の基本周波数は弦長・弦の線密度・張力で決まる「物理」ですが、この中で張力-伸びの関係(材料力学で言えば「応力-歪み曲線」の傾き、ですな)が時間の経過とともにどんどん変わって行っている気がします。
ブリッジサドルと調整ネジ

という訳で。弦を交換した直後(当日・翌日)は、曲を通しで2~3回弾く度に、オクターブピッチの調整し直し。2~3日経ったら弦交換。またオクターブピッチ調整はやり直し。これにはかなりイライラさせられました。弦を張って2~3日すると、この変動幅が小さくなって来ますが、その頃には、弦は既に賞味期限切れ…みたいな(涙)。

特にMGとD'addario弦の組み合わせは最悪です。音痴になるギターと“生もの”の弦。何度も調整が必要になり、その度に、「うきーーーーっっ!」とキレそうになりました。頑張って、こんな風(↓)になるのを我慢しました(笑)。

Mustangをブン投げるChar親分(1)

Mustangをブン投げるChar親分(2)

Mustangをブン投げるChar親分(3)

上の絵の出所:PINK CLOUD「PLAIN PINK」(1985年渋谷公会堂ライブ映像)

◆そして、ようやく完成、か?

もともと、今回の選曲は、単にギター2本の格好良い絡み(Guitar Soli?)をやりたかったのがソモソモの始まり。コンテスト応募用ではありませんでした。

ただ、ちゃんとした曲っぽく、ギター以外のパートを打ち込んで、多チャネル録音して、…とかやっているうちに、Guitars Soli前後の演奏も付けて、…とやっていたらソレナリに1曲になっていた、という話。コンテスト用ではなかったのですが(だからDTM/DAWソフトはSONARよりもお気軽なGarage Bandなのです)、タイミングも丁度良かったのです。

このGuitar Soliは、20小節だけです(テンポ208、時間にして僅か20秒位)。これが、いつの間にか、1曲(4分32秒)に。…思えば遠くに来たものです。

Garage Band上でのタイミング調整やピッチ調整は一切無し。演奏→録音は何テイクもやり直しましたが、基本路線は「一発取り」(音源の“切り貼り無し)、後処理は音量調整のみ。「ライブ演奏できないことはやらない」ポリシーを通しました。

…ふう。

2014年2月15日土曜日

また雪!

先週末の雪がまだ溶け残っているのに、昨晩もまた雪が降りました。また週明け位まで交通・物流に影響が出そうです。こんな天気の時にも仕事の方々って大変ですよね(寒いし客来ねえし、みたいな)

昨日(2/14) 22:30頃撮影
クルマがすっぽり雪に覆われています。関東平野部では「大雪」です。

昨日(2/14) 22:30頃撮影
オレンジ色の街灯が雪にけぶり、ちょっと幻想的な雰囲気。

昨晩は、♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう~、の逆パターンでした。昨晩深夜に雪から雨になり、今朝見た時には雪が溶けはじめていました。

今日(2/15) 08:30頃撮影
車の上の雪はかなり溶けていて、道路も轍を中心に雪が溶けています。
轍の周囲の灰色のトコロはシャーベット状で靴がグチョグチョになります。

そう言えば。

昨日、定期購読している某雑誌が届きました。3月号です。3月と言えば、もう春ですね

定期購読している某音楽雑誌。2014年3月号です。

2014年2月9日日曜日

関東の平野部でも積雪しました

10年に1度の大雪とのこと(2006年も“大雪”だったような)。道路の上には動けない車が続出、電車のダイヤも乱れました。近所のスーパーやコンビニでも、特に野菜などの生鮮品の欠品が目立ちました。物流が影響を受けているのが一目瞭然。

本日14:00頃撮影。
今朝は一面真っ白でした。昼には一部除雪されたり溶けたり。
排水溝が雪で目詰まりしているから、水溜りだらけです。

今日溶けた雪(水溜りになっている所)が明朝はアイスバーンになりそうです。降雪は週末だけでしたが、明日以降も1日か2日は交通に影響が出るんだろうなぁ。

積雪するエリアの人が見たら、「その程度で“大雪”ってか?」と笑われてしまいそうですが、関東以西の平野部って、基本的に雪対策のインフラが無いんですよね。それに、住人の多くが雪上の移動に慣れていません。そこら中で交通に影響が出てしまうのも仕方が無いでしょう。

  • 雪国の人は、クルマでは勿論、バイクや自転車でも雪の上を上手に走るんですよね。豪雪地帯のドライバーの華麗なステアリングは真似出来ませんね(ワタシは後続車をお供に引き連れて(笑)慎重に走るのみです)。2輪は絶対ムリです、ハナっから乗りたいとも思いません。

ワタシは雪道でのクルマの運転にあまり抵抗はありません(前乗っていたクルマはABSもTRCも無いFR車でしたが、冬タイヤを着けて、時々スキーに行っていました)。でも、渋滞している幹線道路を避けると道路状況がもっと悪かったりしますし、走ったら走ったで、その後の洗車(特に足回り)が大変です。…という訳で、この週末にはどうにも出掛ける気になれなかったので、家の中でヌクヌクと過ごしましたとさ(今日はホットレモンティーを何杯もお代わりしちゃったよ~♪)

おしまい。

2014年2月2日日曜日

脱メタボ宣言?

ここ1~2年の間、ソレナリに減量しました(ガチの肥満から人並みになっただけですよ)

色々な方から、どうやったのかをよく聞かれます。

結論から言えば、大したことはしていません。頑張ってもいません(マメに記録を取る、というところだけは「頑張っている」かも?/笑)。他に気を付けていることと言えば、
  • 食に逃げたくなるようなストレスを貯めない
  • 食以外のリラックス方法を確保しておく
といった辺りでしょうか。実はコッチが一番の関門と言う人が多いかも知れません。

さて、ワタシの減量方法をご紹介しましょう。


◆第0ステップ:菓子類の買い置きをしない

ワタシは、何かあると、つい食べちゃう人です。

それなら、「何かある」状態でなくせば良い(笑)。

それでも本当に何か食べたくなったら、スーパーやコンビニに行って必要な分だけ買って食べるのですが、モノグサなワタシはわざわざ買ってまで…と、食べずに済んでしまうことが多い。

ただ、味噌汁やコンソメスープ等のインスタント物だけ常備しています。どうしても小腹が空いた時は、これを1杯か2杯飲んで凌いでいます。菓子類と比べるとカロリーは格段に少ないですし、何杯も飲まなくても小腹は…落ち着いてくるような気がしています。

お子様のいるご家庭などでは難しいかもしれませんが。。。


◆第1ステップ:毎日体重を測って記録をつける

やっぱり、これは重要だと思います。

我々は毎日食べたり出したりするので、数百グラムの変動にピリピリする必要は無いと思います。でも、「最近ちょっと増えたなぁ」とかわかるだけで、よけいな食事を控えたりするようになります。

1日のうち、どのタイミングが適切かには諸説あるようですが、
  • 朝、顔を洗った時
  • 入浴後
など、生活の中に取り込めれば良いのではないでしょうか。


体重計に乗ること自体に抵抗を感じる方には、別の処方が必要だと思いますが。。。


◆第2ステップ:自分の摂取カロリーを把握する

ここから先は、本腰を入れないとナカナカできないかもですが:いわゆる「レコーディング・ダイエット」ですね。

ワタシはここ2年位、食べた物とカロリーを記録しています。食事だけでなく、間食も全部記録を取っています(←コレ重要ですよ)。毎回データを記録するのが面倒な時でも、カロリーのわかる物をとりあえず写メしておく。で、その日のうちにスプレッドシート(MS-Excelとか)に転記するようにします。

今ではファミレスでもコンビニ弁当でも調理パンでも、大抵の場合、カロリーが書かれています。ファストフード(マクドナルド等)は、ホームページでカロリー等の数値を公表しています。ラーメン屋などでカロリー表示のない場合や、自炊する時は、ダイエット関連のホームページ等で、およそのカロリーだけ把握しておけば良いと思います。

ワタシは、イートスマートの「カロリー・チェック」のページをよく参照しています。

ちなみに、摂取カロリーと体重変動をグラフ表示して目立つ所に貼っておく(毎週更新)、なんていうのは非常に有効です。


◆第3ステップ:自分の消費カロリーを把握する

毎日の摂取カロリーと体重変動を見ると、自分の平常時の代謝量がだんだんわかってくるようになります(体重の変動が殆ど無い時の摂取カロリー)。

まぁ、一般的に言われる「成人男性/女性の1日の基礎代謝量」に1日の活動分を加えた数値です。


定期的に運動をする人にオススメなのが、運動の量と消費カロリーのおよその関係を知っておくことですね。本腰を入れてやるなら、HRモニタ(心拍計)等を使うことになりますが、アスリートでない人がそこまでやるのは難しいですよね。でも、ウォーキングとかサイクリングとか、時間あたりand/or距離あたりのおよその消費カロリーは、ネット検索すれば色々出てきます。これを参考値にしても良いでしょう。

そのうち、ファミレス等でメニューのカロリー表示を見た時に、「これを食べたら30分余計にウォーキングしなければ!」とか、「このステーキは、自転車で筑波山を登るに匹敵する!」など、食事のカロリーが消費に必要な運動量に見えてきます。ここまで来ればしめたもの(?)。今日は運動できないから、サラダボウルとパスタ(クリームソースでなくトマトソース)にしましょう、みたいな。


あと、満腹を感じたら、食べきらずに残す勇気も必要です(←異論・反論あるでしょうけど)。つい「勿体ない」と考えて食べきったりしますが、食べきってしまうと、その分後で苦労します。


◆注意点

減量をして健康を損ねてしまっては元も子もありませんから、適度にやることが重要でしょう。

摂取カロリーが少なすぎると、体の防衛機能が働いて、「カロリー消費をしない体」になってしまいます(リバウンドの原因になりますし、なにより健康を損ねます)。なので、少な目にする日でも、平常時の代謝カロリーの8~9割位は摂るようにしましょう。減量は焦らず、ゆっくりと。1年で増えた分は、1年かけて減らす位、のんびりと。

とりあえず、基本的にはこんなトコロです。

その他の細かい話は、機会があったらまた書きます。