2016年6月29日水曜日

愛用のiPod classic 160GB、とうとう故障(涙)

愛用のiPod classic (160GB、第6世代の初期モデル)の画面表示がおかしくなってしまいました(涙)。全体に白っぽく、文字・絵が上下に滲んだような状態です。昨日の夜まで普通に使えていました。iMacに繋いだ状態で一晩経ったら、落としたりした訳でもないのに(HDD式なので丁寧に扱っています)突然の不具合です。
  • iPod classicはHDD式なので、振動・衝撃に強いフラッシュメモリ式(touch)と比べて、当初から丁寧に扱っていました。一昨年2014年秋にAppleのラインナップからclassicが消えてからは、代替品の入手も困難になると考え、極力振動や衝撃を与えないように使ってきたのですが…。
この症状、「リセット」や「復元」をしても直りませんでした。Mac OS付属のディスクユーティリティで調べたところ、ドライブには異常は無いようです。ロジックにも異常は無さそうなので、ハードウェア的な故障と思われます(症状からLCD周辺の実装部の不具合ぽい)

画面表示が白っぽい。
普段はシリコンゴム製のカバーを付けて使っています。
ゴムカバーの見栄えが悪く、撮影時には外しましたが。

この画面、よ~く見ると文字・絵がうっすらと表示されていますが、上下に震えながら滲んだ状態。アーティスト・アルバム・曲名やプレイリスト名が非常に読み難いです。iTunesの画面と突き合せながらならともかく、このiPod classicの画面だけで楽曲を探すのは困難、というより殆ど無理です。

さて、どうしたもんでひょか? …対策案とその問題点をいくつか挙げてみます:
  1. Appleさんに修理依頼する
    • Appleさんの保証期間を過ぎた製品に関する対応の悪さ・コストの高さは折紙付なので避けたい(笑)
    • そもそも生産完了品の修理をしてもらえるのか不明(調べるのも面倒臭い)
  2. iPod classic 160GBの流通在庫(デッドストック品)を買う
    • 高い! (概ね5~6万円程度+税)
  3. iPod touch 第6世代 128GBを買う
    • ワタシの音楽ライブラリを全部突っ込むには少し容量が足りない
    • やっぱり高い!(48,800円+税)
    • iOS 7以降のiOSは使い勝手が悪い(現行のiOS 9も使いにくい)
      • 動作が微妙に不安定(電源入れ直しで対処できることも多いが)
      • プレイリストが思い通りには同期してくれない(同期出来る・出来ないの条件が謎すぎる)
      • 音楽・動画・Podcastをシームレスに扱えない(再生には別アプリを使う必要がある)
  4. 今手元にあるiPodだけで当面過ごす
    • 音楽用+Podcast用の2台使いが出来なくなる
    • ワタシの音楽ライブラリを全部突っ込むには容量が全然足りない
    • 今持っているtouch第5世代(iOS 9、64GB)、やっぱり使い勝手が悪いぞ(気に入らない点は3.に書いた通り)
1.は無しでしょう(おそらく2.の方がマシな結果になる)。2.~4.は何れにしてもフトコロか生活スタイルに影響大です。生活スタイルへの変化が一番少ないのは2.ですが、iPod touch第6世代は最後のiPodと言われているので、買っておきたい気持ちもあります(第6世代は当然iOS 10対応でしょう)。

さぁて、どうすっかな~。

・  ・  ・  ・  ・

P.S. 1
Appleさんの製品、最近の物ほど寿命が短い気がしています。とすると、今あるiPod touch (第5世代)は間もなく寿命? 近年Appleが想定している製品ライフはiPhone/iPodが2年、MacBookが3年という説も…(裏は取っていませんケド)。まぁ他社さんも近年は、ガジェット2年、PC等3年、家電3~5年という想定で設計・製造している所が多いようですので、Appleさんだけが短いライフ設定をしている訳ではないのですが。そう考えると、今回故障したiPod classicは買ってから8年位使ったので、通常(設計者の意図)よりカナリ長持ちしたほうと言えるかも知れません。

iPod touch第4世代は買って5年でロジック部分が壊れました(音楽等が一切同期出来なくなった;他の一部機能は生きているので、現在置時計になっています/笑)。iPod touch第2世代は(新しい物と比べると)動作が遅いとかiMacと同期中は使えないとか色々問題はありますが、これまた8年位壊れずに動いています。iPad (初代)も今となっては重量・動作ともに「重い」んですけれど、電子書籍・PDFファイルの閲覧と時々ネットを見る程度なら充分だったりするので、これも6年以上使い続けています本当はiPad Air2とか欲しいんですケド、今使っている物が壊れないと次を買う理由が見つけにくいデス…。

P.S. 2
上で少し触れましたが、少し前に(Apple WWDC 2016: 2016/6/13-日本時間では6/14-開催)、AppleさんからiOS 10の発表がありましたね(現行のiPod touch第6世代は対応するでしょうが、第5世代はどうでしょうか?)。Tim Cook氏がCEOになってからのAppleの「業績」を考えると、iOS 10の使い勝手は…あまり期待できないなぁ(合掌)

P.S. 3
Appleさん、もう大容量のiPodは出してくれないかなぁ(256GBとは言わずとも160GB以上のものが出たら即買いします)。冷静に考えると、音楽の聴き方のスタイルが、
  1. アナログメディア(アナログレコード/テープ等)を購入して聴く
  2. デジタルメディア(CD等)を購入して聴く
  3. 楽曲データ(デジタルデータ)を購入(ダウンロード)して聴く
  4. ストリーミング再生 or 都度ダウンロードして聴く(定額契約で聴き放題など、必要な時に必要なデータを都度ダウンロードし、ユーザは製品ライフサイクルが短く比較的廉価な装置を持ち、その装置には最低限の情報だけを保存しておく方式)
  5. …その後はどうなるのでしょう? 常時接続型のヘッドセット(イヤフォン付VRメガネ、グーグルグラスのような形)? もっと先には小型補聴器風のワイヤレス・イヤフォン+スマート・コンタクトレンズ? さらに先には脳や神経にデバイスを直接接続? ユーザ認証もID+パスワードから生体情報等にどんどん移り変わって行くのでしょうね。人間→装置/ネットに指示を出す方式は、現在ボタンやタッチパネル(と限定的な音声認識)ですが、今後は音声認識の性能向上、さらにその先は脳波読取などに変わって行くのでしょう。先進的なユーザI/Fで安価に使えるプロトタイプがあったらチョット試してみたいかも♪
…と変化しつつある真っ最中なので(今は3~4のフェーズ、この動きは通信キャリアと結託したAppleやGoogleといった企業が進めていて、携帯音楽プレイヤの主役はスマホになる)今さら大容量iPodなんか作らないよ、というコトかも知れません。物理メディア(CD等)は無くなり(趣味人だけの物になり)、楽曲データは使い捨て的な聴き方になって行くのでしょうか? 大容量のプレイヤが欲しいだなんて、いまだに2 & 3のフェーズに留まっている時代遅れ人間の勝手な懐古趣味(?)かも知れませんけど。

2016年6月26日日曜日

ギター小噺(小物のはなし):ストラップ篇

ギターまわりの小物には色々ありますが、外せないのがストラップ。いや、外せないと困るんですけど(笑)。

ストラップは皮革製の物とか透明ビニル製とか色々試してきましたが、四半世紀以上の研究(笑)の結果、最終的にド定番に落ち着きました。最も使い易いと思うのはFender製(Fenderロゴ+ギターヘッドのシルエット入り「モノグラム・ストラップ」)、2番手はErnie Ball製の無地の物(「ポリプロ・ストラップ」)。FenderのギターにはFenderのストラップを使っています。メーカーを揃えているというより、単に使い易さの問題です(演奏時に適度に滑りにくいのがGood♪)。ただし、Fender以外のギターにFenderストラップを使うのは何となく抵抗を感じるので(特に気にすることなくGibson等の他社製ギターにFenderストラップを着けている人もいますが)、ワタシはFender以外のギターにはErnie Ballのストラップを使っています。

それぞれ色違いで数本ずつ持っています。

Fender、Ernie Ball、どちらも1,000~2,000円位で買える物ですが(皮革製よりずっと安価)、いずれもプロのギタリストもよく使っていますよね。それだけ使い易いということでしょう。以下にAmazonさんへのリンクを貼っておきます。
上にGibson等のギターにFenderストラップを組み合わせるのは抵抗がある、と書きました。が、実はワタシのギター、Ernie Ballの弦は張っていません(普段使いはElixir弦、録音等の一発勝負にはD'addario弦)。そんなギターにErnie Ballのストラップを使うのって、ソレはソレで変ですか? それともコダワりすぎ?

2016年6月19日日曜日

カポの正しくない使い方…地雷予防②(Fender系向き)

先日、マスキングテープを使って対人地雷(弦の切れ端)を予防する話を書きました。この方法は、Gibson系(Tune-O-Maticタイプのブリッジのギター)で有効な方法です(見た目は悪いですけど/苦笑)

今日は、Fender系ギターで有効な方法について書きます。

Fender系の多くのギターは、ブリッジ側は弦をボディ裏から通すので、弦が切れた時、ボールエンド側(ブリッジ側=ボディ側)の切れ端が何処かに飛んで行ってしまうことは滅多にありません。でも、ヘッド側(糸巻側)の弦は時々何処かに飛んで行ってしまいます。特に、クラシック式のクルーソン・ペグ(ペグポストに切り割りと縦穴があるタイプ)は、弦が切れた時に切れ端が何処かに飛んで行ってしまうことが、時々起こります。
  • Gibsonで使われるグローバー・タイプや、Fenderの最近のモデルで使われているペグでは、弦はペグポストの横穴に通して巻くので、弦が切れても上手い具合に引っ掛かってくれるので、何処かに飛んで行ってしまうことは滅多にありません(弦の通し方でさらに飛びにくく工夫することも出来ますが、今日の本題ではないので割愛させて下さい)。

Fenderギターのペグ(上:モダン型、下:クラシック型)
クラシック型は所謂オリジナル「クルーソン・タイプ」。
上のギターはAmerican Standard Telecasterで、
下はEric Clapton Signature Model Stratocaster

クラシック型(クルーソン・タイプ)ペグポスト接写
ポスト中央の縦穴に弦先端を差し込み、引っ掛けるように巻き付けます。
弦の余長は(差込長・巻付長を見込んで)予め切っておく必要があります。

モダン型ペグポスト接写
ポストの横穴に弦を通し、引っ掛けるように巻き付けます。
横穴から飛び出した弦の余長は、後から切れば良いです。
※ポスト高に差があるのは、“スタガード・ポストのためです
(5・6弦のポストは通常の高さ、1~4弦のポストは低い)。
※この写真では、弦が飛びにくくなる巻き方はしていません。

クラシック型ペグポストは構造上(弦の巻き付け方の差により)、弦が切れた時に押さえる物が無いので弦がどこかに飛びやすくなります(クラシック型は、モダン型と比べて、切れた弦がスポッと抜けてしまいやすいです)

さて、今日の本題。

ギター弦でよく切れるのは1・2弦です。特に、1音半チョーキング(ワタシは「漢(オトコ)チョーキング」と呼んでいます/笑)を多用すると、そりゃあもうブチブチと。で、地雷予防対策。

で、対策。ヘッド表のペグポスト脇と、裏面のマシン箱とを挟む形で、カポを付けておきます

カポの付け方①(表)
ヘッド先端から1, 2弦の部分に沿う形でカポを付けます

カポの付け方②(裏)
ヘッド材(木の部分)とマシンヘッドの箱を一緒に挟みます

こうしておくことで、切れた弦は飛ばずにカポに引っ掛かってくれるという訳です。

まぁ弦が切れた時にも、糸巻側の切れ端は遠くに飛んで行くことは頻繁には起こりませんし、切れ端もGibson系ギターのブリッジ側と比べて長いので見つけやすいです。でも、多少の危険予防にはなるような気がしています(特に足元近くにエフェクタとかその他の電気系・電源等がある場合は、弦が飛ばないようにした方が、何かと安心&安全ですよね)

厳密なことを言うと、ギターの一部に余計な物を付けると音質(この場合はギターのネックの鳴り方)が微妙に変わってしまうのですが、家で練習する時などはあまり気にしなくても構わないでしょう。

2016年6月12日日曜日

マスキングテープの正しくない使い方…地雷予防?(Gibson系向き)

気温・湿度とも上がってきましたね。ギターを弾くと手汗をかきます。弦が銹びやすく、つまり切れやすくなります。特にLes Paul系のギターはパームミュートという奏法でブリッジ部に掌(の脇)を乗せることが多いからでしょうか、ブリッジ部で弦がよく切れます(応力がかかる箇所で腐食が進行し、さらに応力がかかるようになって破断に至る現象を、材料用語では「応力腐食割れ」と言います)

Les Paul系(Tune-O-Maticブリッジ)はFender系と比較して、ブリッジサドルの上での弦の曲率がキツイことも切れやすい原因でしょうけど。
  • 手汗で苦労するのは、ギターよりも何よりもモバイルPCのタッチパッドで(タッチパッドが汗で効かなくなるのはストレス大)、夏季はタッチパッドOFFでマウス使用です(冬でもCADはマウスで操作しますけど)。でも今回のネタはそっちではありません。

◆ギターの2弦が切れまくる…

弦が切れるのは日常茶飯事ですが、今日は3回も切れました。これはもう腐食とは関係ない現象ですね。単に弾き方の問題です。というか、今回は1音半チョーキングの連発が原因(1弦でやるのは少しツラいので、運指が許す限り、5F上の2弦でやることが多いです…ギタリストの方なら解って頂けるでしょう)

Les Paulに代表される、弦が裏通しでないギターでは、ブリッジ部で弦が切れると、ボールエンド側がどこかに飛んで行ってしまいます(勢い良く結構遠くまで飛びます)。その場で片付けておかないと、後で踏んで痛い思い(涙)をすることも。都度きちんと拾っておかないと、部屋の中は地雷原(笑)。でも、部屋が片付いていない状況で、短い弦の切れ端を探すのってとても大変なんですよね(苦笑)。

ならば、最初から飛ばさなければ良い。どうすれば良いのでしょうか?

◆ボールエンド側が飛んでいない!?

さて。今回弦が切れた時、ボールエンドは飛びませんでした。

今回の弦切れの様子
(ギターは愛機YAMAHA SG-1000)

どうしてボールエンドは飛ばなかったのでしょう?

答えは単純です。テイルピースにマスキングテープを貼っておいたからです。

テイルピースにこんな風にテーピングしてありました。

たったこれだけで、弦のボールエンド側は飛ばずに済みます。これで、対人地雷に怯えずに暮らすことができます(笑)。

弦交換後、2~3日以内に切れた時はバラ売り弦で1本だけ交換します。でも、1~2週間以上経っている時は6本とも交換します(弦の伸びにバラツキが出るとチューニングが不安定になるとか)。でも今回はブチブチ切れてくれたので、都度全弦交換は不経済。という訳で、2度目以降は2弦のみ交換です(Elixir弦は高級弦なのにバラ売りもあるのでヨイですね)

ちなみに、Fender Japanのテレキャスター(TL-STD:オリジナルと異なり弦が裏通しではない)も、ブリッジエンド側にテーピングしています。

Fender Japan TL-STDのテーピング

ブリッジ上側までテープが回り込むとパームミュート時の感触が変わってしまうので、あくまでボールエンド側の側面(と余った分はボディ)に貼るだけですけど。

・・・えっ!? 恰好悪いですか? 人目を気にする場合は、当然剥がしますってば(笑)。

2016年6月4日土曜日

昼が長くなりましたね…

昼が長くなり、気温も上がってきました。水分摂取量も増えます。以前はコーヒー(アイスコーヒー)をガブ飲みしていたのですが、近頃は量を飲めなくなりました。歳かなぁ(苦笑)。という訳で、最近はお茶メインです。…といってもティーバッグ式でお手軽に済ませていますけどね。煎茶、ほうじ茶、玄米茶、紅茶複数種類、麦茶…お茶ストックが増えたなぁ、最近。

あ、貧血気味のアナタは茶葉のお茶(緑茶・紅茶・中国茶)を大量に飲んではいけませんよ! 茶葉に含まれるカテキンは鉄分の吸収を妨げるので、多量に摂取すると貧血を悪化させてしまいます。そんなアナタには麦茶がオススメです。カテキンもカフェインも入っておらず、さらに抗酸化作用とか血行促進とか良いことが色々あるようなので、いわゆる「お茶」(緑茶・紅茶・中国茶)よりも安心なのでは?

昼が長い…そろそろ夏至(げし)ですね。

これはゲジゲジ。…否、DIP (dual inline pakage)型のICです。
「ディップ型」よりも「ゲジゲジ型」の方が通じたりします(笑)。
※御本家ゲジゲジ(虫)の写真は強烈すぎるので載せるのをやめました。

それにしても。麦茶に限らず、茶葉ではないものを煎じた汁が何故「茶」なんでしょうか? 蕎麦粉が入っていないのに「焼きそば」だとか、似たような例はいくつもありますけど。あ、あれはラーメンを茹でた後鉄板で焼いた物だから、むしろ「ラーメン」ですね。蕎麦粉が入っていないことは不問に付しましょう(笑)。ワタシの好物、「ソーキそば」も蕎麦粉は入っていませんが、オリジナルは中華伝来っぽいので(麺はラーメンより強コシうどん・細めという感じですよね)、これもツッコまない方向で…(笑)。

本編と全く関係ありませんが:「ソーキそば」(当然豚角入りのやつ)と「タコライス」を無性に食べたくなってしまいました…何年も前になりますが、沖縄にサイクリングをしに行った時は、これが主食;1日に5食+補食に黒糖という生活でしたが、1週間で3kg位減量しました。今同じ量食べたら絶対に体重増だな~(涙)。