2015年11月21日土曜日

なんちゃって絶対音感で、困ったちゃん(涙)

上のタイトルを入力していて、「なみだ」の変換候補で「涕」というのが出てきました。文学作品や歌詞で見ることがありますね。…で、この「涕」という字を眺めると、どうにも「洟」に似ている。そうか、涕が洟になるのか。ちゃんちゃん(笑)。

・  ・  ・  ・  ・

ワタシには絶対音感はありませんが、相対音感がソコソコあります。神経質になっている時は、チューニングが2~3セント(半音の2/100~3/100)ズレていると気持ち悪いゾというレベルです(…というコトを去年2月に書いていました)。まぁ普段はそこまでピッチのズレは気にしていないのですが、何かの楽曲やBGMを聞くと、そのピッチ感を暫くの間記憶しているようで、この記憶が薄れる前に違うピッチでチューニングされた楽曲を聞くと、ズレていることがわかります。ワタシはコレを勝手に“なんちゃって絶対音感”と呼んでいます。ギターのように日々チューニングし直して弾く楽器をやっている身として、コレはコレでけっこう便利です(きちんと弾く時はチューナー使って正確にチューニングしますが、手慰みで弾く時はワタシの音感だけで済ませてしまう)

便利とは書きましたが、困ることもあります。時々古い録音の音源でピッチが不安定な物とか(テープの回転ムラに起因)、A=440Hzから大きく外れたチューニングで録音された音源は、結構気になることがあります。でも今時の音源は概ねA=440Hz付近なので困っていませんでした。
  • ライブ音源では演奏中にじわじわとギターのチューニングが下がって行ってしまっている物とかもあります。が、機材の進化とか(ギターはマシンヘッドの精度が上がり、ロック式チューナも出てきました)、ステージ上でも曲中のMCの間に弦楽器がチューニングし直すなどの対処をするアーティストが増え、ライブ中にどんどんチューニングがズレて行く例は少なくなったと思います。
  • メジャーなアーティストになるとローディが付いていてステージ脇でキチンと調整されたギターやベースを準備しており、数曲毎に持ち替えるなんて例もあります。
  • 聖飢魔Ⅱのステージ/映像作品では、デーモン小暮閣下のMC (けっこう長い/笑)の間、赤いギタリスト・エース清水長官が神経質にチューニングを直している一方、青いギタリスト・ルーク篁参謀は再チューニングはさっさと終わらせて、(音を切った状態で)速弾きの練習をしている…なんて対照的な御姿がよく見られました。かなりマニアックな観方ですけどっ!(笑) あー、そうそう。聖飢魔Ⅱの楽曲の多くは、A=440Hzで弦楽器(ギター&ベース)はレギュラーチューニングから全弦半音落とし、で正解だと思いますよ♪ 変なキーの曲が増えるので、鍵盤の怪人松崎様は大変だっただろうなぁ…。
閑話休題。

こんなワタシ、聴き始めてから数分、気持ち悪くなってしまう音源にブチ当たってしまいました。ワタシの好きなギタリスト、野呂一生さんのソロ・プロジェクト、ISSEI NORO INSPIRITSの新盤『432H』。タイトル名の通り、A=432Hzでチューニングされています。A=440Hzに対して、マイナス32セント位のチューニングです(要するにA=440Hz基準のチューニングの場合に対して、全部の音が、半音の1/3位低い)

ISSEI NORO INSPIRITS「432H」(2015/9/9)

このアルバム、クラシックなA=432Hzというチューニングにしたとの話ですが、聴き始めて最初は頭の中で「うなり」がぐわんぐわんと鳴っちゃう。数分間、リハビリ期間。聴き終って他の音源に行くと、再び数分間ぐわんぐわん。うーん、楽曲自体は気に入ったんだけど…気軽に聞ける音源じゃないなぁ(苦笑)ぼーっと聴いていると自然に聞こえる楽曲が多いのですが、ちゃんと聴くと、頻繁に転調していたり、そうでなくてもセブンス・コードに対してリードがオルタードとかコンビネーション・オブ・ディミニッシュをバンバン繰り出していたりして、ピッチだけでなく楽曲や演奏内容にしても、(アマチュアですが)演奏者としては心休まらない楽曲が多いんですけどね(笑)。野呂さんがこういう作曲・演奏を前面に押し出すようになったのは、CASIOPEAのアルバム『EUPHONY』(1988年)の頃からでしょうか…。

・  ・  ・  ・  ・

以下余談。

野呂さん、2003年の『CASIOPEA VS THE SQUARE』で、THE SQUAREの伊東たけしさん(Sax, EWI)から「高耳」と言われていたと思います。当時CASIOPEAはA=441Hzだったのが、ジョイント・コンサートではではA=440Hzで演奏したので、ピッチ感が合わずに苦労したみたいなインタビュー映像がありました。そんな野呂さんがA=432Hzとは。ピッチ感って頑張れば変えられるんですね(音感の鋭いプロが頑張って違うピッチで弾いちゃう所がまさにプロなのでしょう…と思いましたが、よく聴くと、野呂さんのフレットレスギターはピッチ若干高めっぽいですよ?/笑)
  • CASIOPEAのチューニングの変遷は、語り出せば止まらないものがありますよ!(耳コピーしまくったもので/笑) 初期のCASIOPEA(櫻井さんがいた頃)はたぶんA=442Hz。で、鳴瀬さんが入った後はA=441Hz。CASIOPEA 3rdになってからはまだキチンと調べていません(そこまで気合の入った耳コピーをしていないので)。442Hzにしても441Hzにしても、A=440Hzでチューニングした楽器では、CDと楽しく「合奏」できませんCDとセッションをする人は、音源と同じチューニングにしましょう♪
  • 管楽器の「換え指」以上に、ギター・ベースは運指の自由度が高いです。低音・高音の一部を除けば、同じ音を出すのにも色々な押さえ方が出来ます。これ、頑張れば聴き取ることが出来ます。レコードやCDを何度も聴いて、音の太さや倍音から、どの弦をどのポジションで弾いているか、弦のどの辺りをピッキングしているか、…が分ります(頑張れば、デスが)。こういうマニアックな作業をする際には、聴き取り用ギターもシビアにチューニングを合わせておく必要があります(ギターは出来るだけ近いタイプの物で、PUセレクタやタップSWは極力同じにします)。こういう作業を通じて、昔のCASIOPEAはA=442Hz、鳴瀬さんが入ってからA=441Hz…らしいぞ、に辿り着きました。
  • 倍音やら何やら…時間もかかるし大変な作業ですが、こうやって聴き取った物は、限られた時間で聴き取って作られた市販のバンドスコアより信頼度が高いと思います。でも、ついラクしたくてバンスコ買っちゃうんですけどね(笑)。で、楽譜見て弾いてみて、コレ音源と違くね?と思った時は、自分の耳を信じるようにしています。
うーん、またマニアックな(しかも役に立たない)内容を書いてしまった…。でも、まぁ、ワタシが書きたくて書いている落書きみたいなものですから、コレでいいんですってば!(笑)

2015年11月15日日曜日

食欲&物欲、フツフツ。(PC編)

この週末、髪をバッサリと短くしました。脱色・染色を繰り返した為かだいぶ痛んでいたので、着色部分は全落としです。残った髪は無着色・添加物ゼロの総天然品。だからって高級な訳ではありませんよ。こうやって改めて見ると、色が足りないのが増えた気もしますが、季節的に冬毛ということで良いのです。

今回切る前はかなり伸びていたこともありますが、散髪前後の総毛髪量比は-10dB位(約1/10、…こういう比較にdB(デシベル)は使わないな普通)。かなり短くしたので、体重も0.1~0.2kg位減ったんじゃないかっていう位(笑/ここまで短くするのは5年ぶり位でしょうか)。外見はギタリストらしくなくなってしまいました。ドラマーなら許してくれるかな? で、放熱効率もだいぶアップしました…というか、寒いです。でも、伸びるのが早いので(エロエロと言われますが、どうにも否定できない/笑)、ほんの何ヶ月かで元の長さに戻りそう…。

また色を入れるかどうかは(周りの反応とかを見て)改めて考えます。

・  ・  ・  ・  ・

閑話休題。今欲しい物。
  • Windows 10 PC
  • iPad Air2 (Air3が出たらAir3)
  • iPod touch (6G)
この他にも自由にギターが弾ける指(速弾き指)とか、太りにくい体質とか、処理能力の高い脳とか、愛とかお金とか時間とか、欲しいモンはいっぱいあるんですけど(笑)、ともかく。今回はハードウェアです。

◆Windows 10 PC

今使っているモバイルPCは東芝dynabookです。このPC、Windows 10対応機なのですが、使っているソフトにWin 10対応でない物があり、もう暫く旧Winで使い続ける予定です。新PCを買ったら「実験用PC」に供してしまっても良いかな~。

という訳で、メインマシンとしてWin 10搭載マシンの新規購入を考えています。夏にWin 10がリリースされ9月にはパッケージ版Win 10も出ました。この頃から、各PCメーカからWin 10搭載モデルが発売されましたが、少し遅れて東芝さんからもWin 10搭載PCが発表・発売になりました。コレ欲すぃです。今使っているdynabook R73の血統種、RZ83。
  • 厳密に言うと、今使っている東芝dynabookは「型番」はR73シリーズとなっている一方で「Model Name」はR83 Seriesという変わり種です。国内外でラインナップを変えているからこういうことが起きているだけで、海外ではR83、国内ではR73の上位モデル(当時国内にR83というラインナップは無かった)、というだけのこと。ちゃんちゃん。

dynabook RZ83(東芝ダイレクトのWebページより)。
これはデュアルコア(CPUのコア数2)。
クアッドコア(コア数4)搭載モデル出ないかな?

4コアモデル…2015春モデルのR73/83/93ならCPUがCore i7-4710MQで4コアの物があります。でも、CPUがパワフルな反面、①バッテリーの持ちが悪い(だから別売りで大容量バッテリーがある)、②重い(CPUクーラーがデカい)、と持ち歩きには多少不向きです。あと、③今からWin 8.1搭載マシンを買って自分でWin 10にアップグレードするのもねぇ、…みたいな。①②とも今のR73が同じなのですがあまり困っていないので(大容量バッテリーは使っています)、一番の問題は③。2015春モデルのR93/Core i7-4710MQにWin 10がプリインストールされていたら即買い、みたいな?(笑)。

前世紀、「ラップトップ」(膝の上で使える)PCがまだ重く(4~5kg)、「ラップクラッシャー」(膝を壊す)PCと揶揄されていた頃から、MS-DOSマシン~Windowsマシンには、EPSON、NEC、SONY…と色々使って来ました(人気のPanasonic Let's Noteが無いのは何故だろ?)。が、10年と少し前にdynabook SSを買ってから、Winモバイルはずっと東芝製を使い続けています。“SONYタイマー”のような変な爆弾は入っていませんし(保証期間を少し過ぎた頃に壊れる仕様?はソレはソレで凄い品質管理だと思いますケドね)、調子が悪くなっても末広町の「東芝PC工房」に持ち込むと迅速に修理して貰えるのもgoodです。それと、SSD搭載モデルになってから滅多に壊れなくなったのもポイント高いですね(HDD搭載モバイルPCは衝撃・振動等によりHDDが物理的に損傷して数年で寿命が来たものです…が、dynabook SSは東芝PC工房でHDD載せ替えて貰って使い続けていました)

不祥事で揺れている東芝さんですが、黒物家電メーカとしては結構好きです(会社トップの一部に悪事に手を染めてしまった人がいるのは確かなようですが、一般社員、技術者は悪くないと思っています)。…というのはただの個人的嗜好ですが(笑)、「長く使える」「使いやすい」製品が多く、薄型化・軽量化と使いやすさを両立している(設計に妥協が見られない)のが好感度大です。特に良いのがキーボード。薄型PCなのに適度なキーストロークが確保されているのは、SONYやAppleには見られない設計です。デフォでCPUのブーストモードを抑える「東芝リミッター」が仕込まれている点だけ文句を言いたい所ですが(熱設計がギリギリだからでしょう)、これは(個人の責任の範囲で)回避する方法があるので不問に付しましょう(笑)。

何はともあれ、東芝さんには今後も良い製品を作り続けて欲しいですね。頑張れ東芝!

・  ・  ・  ・  ・

この他にもiPad Air2 (Air3は出ませんなぁ…誰だ?そろそろAir 3が出るから待てと言った奴!)とかiPod touch 6Gとか新しい携帯電話とか欲しいITガジェットはたくさんあるのですが、まずはWin PCかな。…って、まずは予算確保からデス。

2015年11月14日土曜日

雨の週末はギター&音楽三昧

晴天ならばサイクリングですが、今日は雨なので、ギター&音楽三昧。

という訳で。フェンダー系ギター複数(TL&ST)を弾き比べていたのですが、弦が微妙に銹び始めていた物が多く、まとめて弦交換です。…で、0.009-0.042ゲージのエレキ弦の在庫(手持ち)を使い果たしてしまいました(同じゲージを張っているYAMAHA SGも弦が銹びていたのですが予備弦が足りなくなってしまいました/涙)。チョーキング(ベンディング)のし過ぎで指先も痛くなり始めていましたし、ギター演奏は少々休憩。久々に行きつけの楽器屋さん、S楽器U店へお出掛けデス。

このお店、今年前半に馴染みのスタッフさんが異動してしまい、ネタ集め目的(笑)では通わなくなってしまいました(といって他の店に積極的に行っている訳でもありません)。時々消耗品(ギター&ベースの弦とピック)は買いますが、基本的に大人買いなので、ここ半年位の店通いは数カ月に1回位でしょうか。今日は顔見知りのスタッフさん(販売員さん)はいないようでしたが、音楽教室の先生(ワタシは習っている訳ではありません)から名前を呼ばれました。顔は覚えて貰っていると思っていましたが、名前まで覚えて貰っていたとは。チョット嬉しいですよね♪、こういうの。

…という訳で、ちょっと話し込んでしまいました(雨の日の路面店は客少なめで話し込んでも結構大丈夫だったりします)。異動されたスタッフさんの近況を教えて貰ったり(皆さんお元気そうで何より)、近々開かれるイベントを案内して貰ったり。音楽教室の生徒さんの発表会、スケジュールが合えば行ってみようかな(好きな曲が何曲かあったりもしますし)

今日の大人買い。
.009-.042の店頭在庫は買占め(笑)。

セット弦のまとめ買いをしたので、若いスタッフさんに驚かれてしまいました。度々店通いをするのは面倒だし、ギターが何本もあり消費ペースも早く、いずれ使ってしまうものなので、何セットかまとめて買うのがワタシの通常行動デス。

帰宅したら、ポストに定期購読している音楽誌が届いていました。

音楽誌。

先日買ったまま聴いていないCDでも聴きながら、この音楽誌を読もう。…うーん、まったりと音楽三昧な週末デス。

2015年11月8日日曜日

KIYO*SEN (大高清美+川口千里)「Choco-Boo Live!」(DVD)(続き)

さて、昨日書いたKIYO*SEN「Choco-Boo Live!」。映像を見ていて、千里ちゃんのドラムスで幾つか気になる点が。

千里ちゃんのバスドラム(正面から)

◆バスドラムのセッティングとビーター

バスドラムの打面の反対側に開ける穴は、昔より小さ目・中央から外すのは最近のトレンドですね。生音でやるな場合は中央付近にもっと大きな穴を開けるのが昔からの方法ですが、マイクで音を拾う場合はこれが近年のスタンダードです。
  • ワタシが叩いていたドラムスのバスドラは22インチ径でしたが、打面の反対側のヘッド(皮)には、中央を少し外した位置に14インチ径の穴を開けていました。14インチというのは、スタンダードなハイハット・シンバルのサイズです。メジャーを当てて位置決めをし、ハイハットシンバルを載せ、その縁に沿ってカッターナイフでヘッドに穴を開けたものです。
千里ちゃんのバスドラム(打面側)

バスドラムの中に毛布を入れ両面のヘッドに触れさせてミュートにするのはン十年前から変わりません。

打面のビーター位置にマジックでマーキングしているのが良いですね(場所を移動しても同じセッティングが出しやすいでしょう)。ワタシはビーターの当たる位置を保護も兼ねてガムテープ貼っていましたが、千里ちゃんはビーター位置はノーミュート。

ところで、このビーター何? 円柱状で、打面は断面(円形)。こんなビーターあったっけ?

YAMAHAのビーター一覧(サウンドハウスWeb Pageより)

標準品には該当品は無いようです(ワタシは昔(生ドラム)も今(電子ドラム)もスタンダードなフェルトビーターを使用しています)。

Pearl、TAMAから似た形状のビーターは出ていますが、ドンピシャは無いですね。

Pearlの特殊ビーター(打面両側で材質=音=が違う)

TAMAの特殊ビーター(これも打面両側で違う材質)

千里ちゃんのはプラというよりゴムっぽい。打面も丸みを帯びておらず平面っぽい。特注品でしょうか? フェルトビーターよりペチペチした音になりそう…。

◆変な形状のシンバル

これはすぐ目につくのですが:

変な形のシンバルがあります

通常のシンバルは丸いです。が、この2枚のシンバルは円盤形と三角錐の中間?みたいな変な形をしています。音的には、スプラッシュ・シンバル(小径シンバル)をさらにアタック強め&減衰速めにした、みたいな感じ(「シャーン」ではなく「パシン」という音)。穴あきとか8角形とかのシンバルは昔からありますが(これらはSABIAN社製が有名で、ポンタさん等がよく使っています)、最近はこういう変形シンバルも標準品として出てきているのでしょうか? 千里ちゃんの使っているシンバルはZildjan製で、割とスタンダードな形状のシンバルが多いメーカだったと思うのですが。Zildjanは、厚みの分布や同心円状に入れる細かい溝の分布、「御椀」形状の工夫で多彩な音を出している(シンバル自体は基本的に同心円状)メーカ…というのがワタシの認識デスが、店頭で色々な現物を見なくなって既に10年以上。新しい形状の物があってもチットモ不思議じゃありませんね。
  • ワタシは学生時代、「間違って踏んでしまい変形してしまったたハイハット・シンバル」をSE的に使っていたことがあります(踏んだのはワタシじゃありませんよ)。捨てるに忍びなくアクセント的に使っていました。「グワ~ン」という感じの変な、他では再現不能な音でした(笑)。
・  ・  ・  ・  ・

以下余談。このDVDで途中からベース・渋谷有希子さん、ギター・矢堀孝一さんが加わるのですが、矢堀さん曰く「君たち、音大きいよ!」。オルガン/キーボードはツマミひとつで音量変わりますので、たぶんドラムスの生音がデカいということでしょう。川口千里ちゃん、ヘッド=太鼓の皮=はパンパンに張っていて、オープンリムショット(ヘッドと一緒にリム=枠=も叩いてガツンという音を出す)を多用していますからねぇ。確かに生音デカそう…。

2015年11月7日土曜日

KIYO*SEN (大高清美+川口千里)「Choco-Boo Live!」(DVD)

数日前にポチッとしたネット通販の配送予定日は今日。早朝サイクリングした他は極力外出せず、音楽も密閉型ヘッドフォンではなくオープンイヤー型で聞いて待機していたのですが、配送方法は何と「ポスト投函」でした。なんだか1日を無駄にした気分…(涙)。

・  ・  ・  ・  ・

んで。今日届いた品のうちの1つは、KIYO*SEN (大高清美/Organ&Keyboard+川口千里/Drums)による「Choco-Boo Live!」です。千里ちゃんはアニメ『けいおん!』のカバーでドラムを叩いているのをYouTubeで観(音楽仲間のS氏に「すげードラムっ娘がいるよ」と教えて貰った)、それから何処ゾでワタシのドラムスの師匠(と勝手に呼ばせて頂いております)神保彰御大が褒めまくっているのを読み、それからソロアルバム等を買って聴くようになりました。んで、清美姐さんはCASIOPEA 3rdのキーボーディスト(向谷実さんの後釜)として聴いていました。

CASIOPEA 3rdでの清美姐さんは、すんげー上手いCASIOPEAコピーバンドのキーボード奏者(笑)という感じでしたが、KIYO*SEN「CHOCOLATE BOOSTER」(や菅原孝三さんとのユニットassure)の音源の方が魅力が引き出されていると思います。

さて、今回つい踏み外して買ってしまった(笑)ライブDVD 「Choco-Boo Live!」。お二人のコラボCD 「CHOCOLATE-BOOSTER」(Amazon)は去年頭に買って聴いていましたが、この「CHOCOLATE…」プロモ・ライブの映像音源は凄いデス。プログレッシブ・ロックが好きな人は必聴だと思います。

KIYO*SEN Choco-Boo Live!

ワタシの買ったDVDには、川口千里ちゃんのステッカーが入っていました。勿体ない+他人から見てオタクっぽいとか、色々な意味で貼れないよぅ(苦笑)。それに、ジャケ・ステッカーとも絵は可愛いのですが、2人とも妙に似ていて、ある意味怖いデス(笑)。

封入ステッカーは3種類。
ワタシが買ったDVDには、右のやつが入っていました。


千里ちゃん、『けいおん!』カバーの頃から無茶苦茶タイム感の良いドラマーだなぁとか手首が軟らかい人だなぁとか思っていたんですよ。でも当初は、線の細いドラマーという印象でした。が、この音源では図太い叩き方になっています。色々な意味で、以前に増して上手くなったなぁという感じです。

千里ちゃんファンや清美姐さんファンは勿論、CASIOPEA 3rdファンも必聴の音源ですね。

千里ちゃんのドラムス・セッティング

昔ドラムスをやっていた身としては、映像で細かいトコロを色々と見てしまいます。今回親近感を抱いたのは、千里ちゃんのドラムスのミュート方法(ドラムスの場合は弱音というより「締まった音にする」デスね)。スネアは布ガムテープを接着面を外側にして筒状にして、ヘッド(皮)の端の方に軽く貼り付ける。この「筒」は、円柱状ではなく円錐状。学生時代、ワタシが(セミプロ級のO先輩の真似をして)やっていたのとマルっきり同じです。タムは縁にフェルトが軽く乗るようなセッティング。ワタシはタムのミュートは、ヘッド端にフェルトが軽く乗るようにガムテープで貼っていましたが、千里ちゃんはフェルトを(文房具の)ダブルクリップでリムに固定です。高価な専用治具ではなく身近な文房具を使っているのが好感度大です。

千里ちゃんのはこのようにミュートしている

…と、こんな感じの土曜日でした。

2015年11月4日水曜日

遅ればせながらOS X 10.11 El Capitan導入

このブログ、前回書いてから1ヵ月経ってしまいました(書評は週1~2のペースで書き続けていますケド…そう、読書の秋なのデス!)。早いですねー。てゆーか:アクセスして下さる皆様、お待たせして申し訳ありませんでした(mOm)。書評の方は閑古鳥が鳴いているのですが、本ブログは不思議なコトに一定のアクセス数があるのです。本ブログも書評も内容はトッ散らかって統一性が無いんですけどねぇ(笑)。コメント欄や連絡フォームに何か書いて頂けるともっと書く気が増すと思うのですが、フィードバックは何故かオフライン(知っている人)ばかり…。アクセス数を見る限り、本ブログを見て下さっている人は、知人だけでは無さそうなのですが。コメント&連絡フォームへの書き込み、大募集中です♪

…という訳で(?)、朝晩の空気はすっかり冬の匂いになってしまいました。チャリンコ移動は寒いようっ!!(笑)

・  ・  ・  ・  ・

私のiMacは2012 Later Model、2013年始めに購入した物ですが、この度OSをアップデートしました。購入当初はOS X 10.8 Mountain Lion。その後、10.9 Marvericks、10.10 Yosemiteを経て10.11 El Capitanと3度目のOSアップデートです(10.11 El Capitanは今年6月9日のWWDCで発表、9月30日にリリース)。マシン購入後2年半以上経っていますが、今回も無償アップデート。今回はアップデート対象外だと思っていましたが…Appleさんには良くサポートして貰っています。無償なのは有難いことですが、Apple社の技術者がきちんと報われていることを願うばかりです。Microsoft WindowsもWin 7、8のマシンは(対応機は)無償でWin 10にアップデート可です。OSの価格/価値ってどうなっているのでしょうか? ユーザに安心してマシンを買って貰うとか、シェア確保とか、メーカ戦略も色々あるのでしょうけど…。

リリースされてからアップデートまで間が空いたのは作業途中の物ものがあったのと(完成形になるまでOSはアップデートしたくないですよね)、サードパーティ製ソフトの開発元が「El Capitanへの移行は暫くお待ち下さい」と言っていたから、です。で、本日確認したところ「不具合は見つかっていない」とのことでアップデートに踏み切りました。アップデート自体は心配するほどのことはなく、スンナリ行きました(詳細は下記参照)

OS XアップデータをDLするぞ

OS Xアップデータ起動です

まもなく再起動
…この後フツーに使えるまで2度再起動。
ちょっと(否、カナリ!)待たされました(笑)。

WWDC 2015のKeynoteを再度見て、ちょろ~んと使ってみました(Keynoteを見ると…米国は当然として英国の他は中国重視ですなぁ)。新機能やパフォーマンス向上、セキュリティ強化等が謳われていますが、ワタシが使ってみた感じでは、スクリーンスプリット機能(フルスクリーンでアプリを同時に2つ表示)が使いやすいです。今のMacは昔のPC/Macに比べて画面が横長ですから、アプリ画面と並べてヘルプ画面or関連Web画面を同時に表示出来るのが良いです(でもDTM/DAWはフルスクリーンで使いたい)

OS X 10.10 Yosemiteもgoodでしたが、Look & Feelに大きな違いが無い上に+αの操作感。謳い文句通り使いやすくなっていると思います。一番変わったのはSafari (Mac OS X標準ブラウザ)のタイトルバーがシンプルになったことでしょうか(ソコかいっ!>ワタシ)。サードパーティ製ソフトの動作確認はこれから…と言っている間に基本的な動作確認はほぼ終わっちゃいました。Apple製のGarageBandとLogic Pro Xは問題無し(但しアップデート有)、サードパーティ製(クリプトンフューチャー社製)ボカロエディタPiaproStudioは(アップデータを適用すれば)問題無し。でもOSアップデート毎にアプリもアップデートって面倒なんですよね(笑)

これ位使いやすいと、…Windowsマシンで作業していたCAD関連もMacで作業するようにしようかなぁ(データの互換性も要確認ですケド)。幸いディスクには余裕があるので、暫く使い倒してみたいと思います。

・  ・  ・  ・  ・

去年11月もiMacのOSアップデートのことを書いたな~。来年11月も書くのかな。今のiMacはAppleから見捨てられるのかな。Appleが対Microsoft戦略を強めるなら、OSサポートはもう少し長くなりそうだけど、どうなることやら。4年半前に買ったPCがWindows 10アップデート対象ですから、MacもOSサポートは4年位はあるんじゃないかな?と勝手に期待(笑)。