2016年2月28日日曜日

銀座ヤマハで窓買物…妄想が暴走?

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、日月の過ぎるのは本当に早い(速い)ものです。もう2月も末。今年度もあと1ヵ月間だけです。まさに光陰矢の如し。

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銀座・有楽町に行くと、特に用がなくてもつい覗いてみたくなる店があります。①銀座ヤマハ(ドラムス/ギター/電子楽器フロアと楽譜フロア)。②山野楽器(ギターフロア/楽譜フロア)。③Apple Store。④伊東屋(買う物が無くても見ているだけで楽しい)。⑤ビッグカメラ(ITガジェットと新しい家電の定点観測地点)

今回は①銀座ヤマハのB1F(ドラムス・エレキギター/ベース・電子楽器)で見たチョット面白い物の話です。

◆ドラムス:キックペダル

80年~90年代のヤマハのフットペダル、名器と言われたFP720が復刻しました。懐かしいですね~。ワタシが学生時代に使っていたペダル(部の備品)はFP720より下のグレードだと思いますが、基本形状は同じFP700シリーズでした。高校では吹奏楽部、大学でも幾つかの団体でドラマーやっていましたが(当時少数種だったドラマーは学祭シーズンは複数バンド掛け持ちが普通でした)、何故か一貫してドラムスはヤマハ製ばかり。シンバルは色々使いましたがPAISTEが多かったかな。大学時代、私物ではZildjanを2枚持っていましたが…あれ一体何処行ったんだろう?(謎)

閑話休題。

店内で撮影というワケにも行きませんから、写真は公式ページからの借用です。

ヤマハ FP720復刻版

このペダル、他社製ペダルに比べて踏み面が長く、踵(かかと)と拇指球(でイイノカ?)の2箇所で踏んでスピードプレイが出来たペダルです。この踏み方にすっかり慣れてしまい、出先で別メーカーのペダルしかない時に苦労したものです。

普通に踏んだ位置では踵で踏んでもなかなかパワーが出ないので、
  ① 第1指・第2指のマタがベルトに当たる位深い位置で踵で踏む
  ② 拇指球で踏む時は足を手前に戻す(①の後に足を後ろに移動させながら踏む)
と、良い具合に(笑)「ドドッ、ドドッ」と16分音符で踏めるようになります。チョット練習が必要ですが(①の踵キックが拍の表でも裏でも同じようにキック出来るように練習しました)、慣れると色々出来るようになります。これに加えて
  ③ 反動を利用して再度爪先でキックする
というアクションを加えると16分×3連発も出来るようになります(パワー・リズムとも安定して演奏出来るテンポは限定されます/苦笑)ツインペダルを使うようになってから16分×3連以上は左右の足の踏み分けのパズルゲーム(足で行うパラディドル)となり、右足だけでドカドカ連打する必要は殆ど無くなりました。

 
ワタシはこう踏んでいた(左:上から、右:横から)

で。絵に描いた通り、かなり奥まで踏むので、靴を履いているとやりにくいです。なので、右足だけ裸足(または靴下)で踏みます(ベースドラムの陰で目立たない場所なので丁度良い)。で、この踏み面前後アクションを激しくやると、右足だけ靴下ボロボロ(笑)。

この踏み方、大学時代のドラムスの師匠・O先輩から「リキヤみたいな踏み方だな~」と言われたことがありますが、ナニワエキスプレスのライブ映像で東原力哉さんがドラムス演奏を見て納得しました。力哉さんの機材はヤマハでなくパールですが、ちょっとだけワタシと似た踏み方だったんですよね。個性的なドラムスのセッティングに衝撃を受けたものです(特にペダルにタオルを巻いていた点)

で。話はFP720に戻りますが、調整シロの狭さ・調整段階が飛び飛びである等、設計の古さまで復刻されちゃっています。昔使っていた人ならともかく、今から積極的に買う理由はあるのかなぁ? コレクションとしてならともかく(笑)。踏み面だけFP720、機構はDFP9500Cというのがあったら欲しいかも。職業としてドラマーやっていたなら、仕事道具として、両方買ってキメラ作りに挑戦していたかも?(笑)

◆スティック(アーティスト・モデル)

ドラム用スティック、20年位前からVIC FIRTHのSteve Gaddモデルを使っています(チップ=先端=がナイロンのモデルもありますが、ワタシが使っているのはは先端も木材(ヒッコリー)の物です)。他のモデルに乗り換えるつもりもないのですが、アーティストモデルを見ると、そのドラマーの叩き方の特徴(の一部)がわかるのが面白いですね。

川口千里ちゃんモデルはZildjan製。先端はナイロンチップ(チップは小さ目)、太さ14.2mmで、各メーカの標準品(の細い物=14mm=)より微妙に太いです(ワタシが使っているSteve Gaddモデルは14.0mm径)。これが細腕でパワフルでトレブリーな音の秘訣なのかなぁ、みたいな。

SATOKO (Fuzzy Control)ちゃんモデルはPro Mark製。彼女もワイルドでロックかつ手数の多いドラミングですよね(外見も若い頃のお父様=菅沼孝三さん=にソックリですが/笑、ドラムスを叩いていて繰り出す大技・小技もお父様にソックリです)。シンバルのレガート音がデカいのはリスト(手首)の強さの他、この大き目のナイロンチップによるものなのでしょう。

他にも見たのですが、印象に残ったのはこの2つくらいでしょうか。

◆シンバル

以前、川口千里ちゃんが変な形のシンバルを使っていると書きましたが、店頭で同じシンバルを見つけました。円盤と三角錐の間のような変な形の物、Zildjan(ジルジャン)のTrashformer(トラッシュフォーマー)という物のようです。

Zildjan Trashformer

店頭にあった物は、こんな焼き色ではなく普通のブリリアント仕上げの色でした。

「FXキャストシンバル」という名前からして、金型を使って成形しているっぽい。

他にも渦巻き状のシンバルとか変なヤツも気になりましたが、今回は省略です。…買う予定もないのに売り物を試奏させて貰う訳にも行きませんので、音等に関するレビューは無しです。

◆低音量シンバル

フロアの端っこに変なシンバルが置いてありました。Zildjanの「Low Volume」シンバル。全面メッシュ状です。電子ドラムやミュートを被せたシンバルより自然なタッチを実現しつつ、生シンバルよりずっと静かだという触れ込みです(謳い文句では「70-80%の音量ダウンに成功」)

Zildjan Low Volume Cymbals

これは壁際の展示スペースでなくスタンドに設置されていましたので、試奏用スティックをお借りして、実際に少し叩いてみました(こういうことをしても放っておいてくれるのが銀座ヤマハの良いトコロ)
  • 静音性はそこそこありますが、集合住宅や住宅密集地では絶対に使えないレベル。「70-80%の音量ダウン」とはすなわち「1/5~1/3の音量は出るよ」ということでもあります(苦笑)。
  • タッチは電子ドラムのゴムゴムしたタッチとかミュートを乗せた生シンバルよりは、素のシンバルに近いです。でも、メッシュ状に穴が開いているので、デメリットもあります。
    • シンバルの振動の仕方が全然違います。生シンバルに半分位ミュートを被せ、露出部を叩いているようなタッチ(やったことない人には伝わりにくいと思いますが、合宿の夜練とかでは必須の方法/笑)。スティックの反動が生シンバルとは全然違います。
    • スティックを滑らせるような奏法には向かない(ブレーキが掛かってしまい滑らない)
    • スティック先端がエラい勢いで摩耗する(非常に目の粗いヤスリのような物なので/笑)
結論として、演奏性も音量も、生シンバルと電子ドラムのシンバル部との中間といったトコロでしょうか。メッシュの穴ゆえの問題(滑らない・スティック先端の損耗が激しい)は、穴のエッジ部分の面取り加工に改良を加えると、もっと良くなると思います(この加工精度を上げると価格が上がっちゃうのかなぁ)

◆制音シンバル(電子ピックアップ・音源プロセッサ付)

帰宅後、ZildjanのWeb Pageを見ていて、Low Volume Cymbalにピックアップを付けたようなシロモノを見つけました。

Zildjan「gen16」シリーズ

電子ドラムと違って、これは音量を抑えたシンバルの振動をマイクで拾うタイプ。方式としてはサイレントギターと似た発想ですね。DCP (デジタルシンバルプロセッサ)なる処理系を持ち、電子ドラムよりも自然な響きを持たせることが出来る…らしいですが(叩く位置による音色の違いやハーフミュートのニュアンスなど電子ドラムでは難しいことも色々と出来そう)、上述の通りメッシュ式のシンバルは振動特性などが生シンバルと全然違うので、電子ドラム同様、生シンバルとは別の楽器という位置づけになるのかも知れません。

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まぁ今回気になったのは、これくらいでしょうか。場所もお金も時間も限られているオッサンとしては、食指を動かすべき物はありませんでしたけどね。でも色々見られて楽しかったです。















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…まだ終わりじゃありませんよ(笑)。

◆ミニキーボード(のちょっといい奴):YAMAHA refaceシリーズ

えっと。上記の「食指を…」はチョット嘘です。いや、大嘘です。鍵盤楽器で、YAMAHA refaceシリーズ(4モデル)というのが非常に気になりました。バーチャルアナログシンセreface CS、FM音源搭載reface DX、電子ピアノreface CP、電子オルガンreface YC。

店内では、鍵盤コーナーの端っこ(フロア中央付近、カウンターの斜め前)のテーブルの上に2x2=4台置かれていて、何故か外国人父子(english speakerでした)によって、よくわからないままセッションに巻き込まれちゃいました(5~10分くらいのことですけど)。欧米人ってエレベータや電車待ちとかの時、知らない人にも気軽に話し掛けて来る人が多くいますが、楽器屋の試奏で同じコトをされるとは。ちょっとビックリでした。

閑話休題。

ヤマハrefaceシリーズ

コンパクトでハイグレード。機能とか考えると実勢4万円台は結構リーズナブルだと思うのですが、その辺に転がしておいて弾きたくなった時に気軽に弾くとか、聴き取り(耳コピー)に使うとかの用途なら、4000~5000円程度の安い物で充分なんです。それに、ギターより密集和音が出せる鍵盤で気軽に使えるオモチャ買ってもいいかもな~とか思ってから何年も経っているので、たぶん不要なのでしょう。

以下、ただの妄想。

電気/電子ピアノの音色とそのバリエーションに拘るなら、reface CP。
 ・公式URL→<http://jp.yamaha.com/products/music-production/synthesizers/reface/reface_cp/>
「CP」の名を冠しているだけに、ヴィンテージピアノの音とエフェクト系は強力です。ええ。これ机の脇にでも立てかけておいて、あるいは持ち歩いて、気軽に弾いてみたいです。

出音のバリエーションという意味では、FM音源搭載のreface DX。
 ・公式URL→<http://jp.yamaha.com/products/music-production/synthesizers/reface/reface_dx/>
そう言えば、パソコン搭載のFM音源では色々な音を作ったものです(音源の種別としてはOPN/OPMで、YAMAHA DXに搭載された音源より音作りの幅は狭かったですけど、まぁ色々やりましたよ)。ピアノ系と打楽器系の音を作るのが得意でした。…って一体どんだけ前の話だよ?!(笑)

うーん、どっちにするか迷っちゃうなー。

…とは書きましたが:音源も処理系も鍵盤のタッチも本格的なんだけど(4機種でそれぞれ鍵盤のアクション機構が違うものにしてあるようでちょっと感心)、37鍵(3オクターブ)しか無くて鍵盤ピッチも狭いとかね。「本格的に遊ぶ」人向けでしょう。ワタシには中途半端な使い方しか出来ないのでは…。

いえ、ですから、ただの妄想ですってば。買いませんよ。…たぶんね? 銀座・有楽町散策って物欲を刺激するアブナイ行為だなぁ。でも解かっちゃいるけど、また行くんだよね(笑)。

2016年2月21日日曜日

車:バッテリー上がり...悪夢再び?

石油安ですね。今日車にガソリンを入れた時、ハイオクがリッター107円。ワタシの住む千葉県北西部は国内でもガソリンの安いエリア、かつワタシの行くスタンドは地域でも安い店なのですが、それでも最初は何かの間違いかと思っちゃいました(少し前、高い時は170円位していたんですよ?)。これ、2000年前後の超円高時代と同レベルですよ? 円建てで10数年ぶりの安値。ドル建てだと数十年ぶりの安値ってことではありませんか? 一体どうなっているのでしょうか? 世界経済がどうにも心配です(オイルマネーが激減すると世界経済にどういう影響を与えるのかとか、エネルギー価格下落で再生エネルギー・省エネ技術の開発にブレーキがかかるのではないかとか、そりゃもう色々と)

旧車のくせにハイオクとは生意気な! とツッコミを受けそうですが(笑)、レギュラーガソリンより燃費が良く実はハイオクの方が経済的だとか、エンジンオイルが汚れにくい(経済的かつ無精なワタシ向き)とか、そして加速が良くなり気持ち良いとか(笑)、幾つもメリットがあるので迷わずハイオクなのです。ちなみに同じガススタで、レギュラーガソリンはリッター98円でした(何と100円を切っていました!)

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閑話休題。

ガソリンスタンドに行く前のことです。車のバッテリーが上がってしまいました。車に乗るのは久しぶりだったのですが、セルモーターが殆ど回らずエンジンがかからない。そう言えば、キーレスエントリーの反応が悪かったし、それ以前に先月末にもエンジンの掛かりが悪かったよなぁ(その時はバッテリーが充電できる位の時間、つまり30分~1時間といった時間エンジンを回しませんでした)悪夢再びというか、嗚呼やっちまったなぁというか。最近はずっと、近距離の移動は自転車メイン、遠距離は公共交通機関を利用というエコ生活で車の使用頻度が激減しているのです(ガソリン価格がサイフに与えるインパクトは小さい)。じゃぁクルマ要らないじゃん?みたいな。まぁ無いと困ることが時々あるので処分していないんですけどね。利用頻度を考えるとワタシにとって車は贅沢品。「贅沢は素敵だ」ですけどっ!(笑)
  • 年末年始のドライブの後は、2度くらい、距離にして合計20km位?、しか走っていませんでした。バッテリーも新品に交換してから2年以上経つしなー、(寒波は過ぎたとは言え)まだ気温も低いので、こういうことも起こるでしょう。
そんな時も安心です。カーバッテリーチャージャーを使えば良いのです。数年前にもバッテリーが上がってしまったことがありますが、この時は自宅にJAFを呼ぶという恥ずかしい経験をして、その後万一のためとチャージャーを買っておいたのです。今回はその万一が現実になってしまった…というか、バッテリーチャージャーを買っておいたコトをよくすぐに思い出せたなぁ、ワタシ(笑)。
  • JAF会員ではないので前回は結構な金額を払いました。…って、後知恵ですが、保険会社のロードサービスという手もあったな(年に1~2回は無償だったような…後で確認しておこう…でもコレこそ出先での「モノホンの万一」に取っておきたいしなぁ)。
さて困った。自宅から駐車場までチョット離れていて、車にバッテリーを載せたままでは充電できない。でも大丈夫! バッテリーを外して家の中で充電すれば良いのです。バッテリーの付け外しには御作法がありますが、これさえ守れば難しくありません(外す時はマイナス極が先、付ける時はプラス極が先、ショートに気を付ける、締め付けは充分に、保護眼鏡・軍手を着用、等)。さて、作業内容。
  1. 取外し:約5分。
  2. 充電:1時間少々…最初の30分は急速充電し、完全充電ではなくとりあえずエンジンがかかる位までで充電作業を終了。
  3. 取付け、エンジンがかかることを確認:約5分。
といったところで、合計1時間半弱(まぁ急ぎでなかったのが不幸中の幸いというところでしょうか)。必要工具もチャージャーの他はレンチだけ。JAF等のロードサービスを呼ぶより早かったかも知れません。しかも無償、チャージャーの費用を考えてもJAF 1回よりもずっと安上がり(というワケでこの1回でチャージャーのお値段の元は取れたと言えるでしょう)
  • アマチュアのレーシングドライバー・N氏やカー・メカニック経験者・E氏など知人から色々と英才教育?を受けているので、車のメンテはある程度自分で出来るようになりました。自分でやる作業は廃棄物(廃タイヤとか廃オイルとか)が出ないものに限りますが、廃オイルの処理手段があるのならばエンジンオイルの交換くらい楽勝だったりします。んで、廃棄物が出る時や、面倒臭いと思う時はプロ(ディーラーさんやオートバックスさん)に作業をお願いすることになりますが、今回に限ってはプロを呼ぶより「速い・安い・上手い」と3拍子揃ってしまいました(最後の1個は嘘デスけどたぶん/笑)。
さてこのままではバッテリーの充電は十分とはいえないので(放置するとまた数週間後に同じ作業をする目に遭う)、充電目的で念のため1時間位ドライブです。無目的で走るのもナンなので、買い物へ。急ぎではないけど買い置きしておきたい物もあったのです。てゆーか車に乗りたい理由がコレだった。無目的ではなかった。忘れるところでしたが、当初の目的は買い物でした(自転車で行くにはチョットなぁ…な距離の店での買い物;サイクリング目的なら充分アリな距離なんですけど、寒いしサイクリングはもう暫くオフシーズンってことで/笑)

という訳で買ったのは、ボトルインク。万年筆用です。クルマで片道20分ほどのホームセンターの文具売り場(帰路はチョットだけ遠まわりして往復合計で1時間超のドライブにしました)。デスクワークで使う万年筆は主にPARKERなので(SONNETを色違いで3本使用)、インクも純正のPARKER Quink。色はブルー・ブラック、黒、赤の3色。って、赤は少し前に廃版になってしまいましたけどね(使用量は少ないのですが、今持っているボトルが最後の1本)

PARKERボトルインク。左からブルー・ブラック、黒、赤。
※赤だけ箱もラベルも旧版です。

万年筆やインクについても書きたいことが色々あるのですが(PARKERだけでなくLAMYもあるよとか)、それはまたいずれ。

あれれえ? 車のバッテリー上がり→自分で充電→めでたしめでたし…の話が、どうして万年筆の話になったんだろう? な~んか日常の世間話と同じだなぁ(笑)。いつもどおり、通常営業のワタシでした。ちゃんちゃん♪

2016年2月14日日曜日

早ゆでパスタ

今年はバレンタインデーが週末ですね。お陰で貰えるチョコが少なくて寂しいです(などと書くと、下さった方に対して失礼かも知れませんけど…/汗)。まぁ義理チョコへのお返しをせずに済むので、来月は財布へのダメージが少なくて済みます(笑)。

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スパゲティといえば、従来は30cm位の長さのものがほとんどでしたが、少し前から20cm位の長さの「小鍋で使える便利なサイズ」というのが出てきました。鍋のサイズに合わせて折らずに済みます。それと、「早ゆでパスタ」なるものが出てきて、ゆで時間が短くなりました。お陰で、ここ半年ほど食事はパスタが増えました(笑)

参考URL:<http://www.nisshin.com/speedpasta/secret/>

この「早ゆでパスタ」、乾麺の状態では断面が丸くないです。扇風機の羽のような形をしています。

茹でる前の断面

ゆで時間が短い。アルデンテにしやすい。良いことずくめのパスタですが、やはり特許申請されていました。

【公開番号】特開2012-115173
【公開日】平成24年(2012年)6月21日
【発明の名称】溝付き麺
【出願番号】特願2010-266058
【出願日】平成22年(2010年)11月30日

図面(の一部)

経過情報を見ると、H25(2013)10月に審査請求、拒絶理由通知~手続補正書・意見書の手続き1回、H27(2015)3月に特許査定。

…自分の仕事とは全く違う業界ですが、つい特許を調べてしまうのは職業病かもしれませんね(笑)。