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2016年11月23日水曜日

読書? 毒書?

今日は寒い祝日でした。明日11/24(木)は首都圏で大雪という予報です(都心で積雪すれば観測史上初だとか…色々と影響が出そうなので、準備と用心が必要かも知れません)。今日、床屋さんの若旦那が前の休み(理髪店は月曜定休が多いですね)にスタッドレス・タイヤに履き替えるつもりだったところ、ビールの誘惑(笑)に負けてしまったので、急遽、今晩寒空の下で履き替え作業になりそうだと嘆いていました。ちなみにワタシは既に履き替え済み。

それにしても、この時期散髪すると寒いです。週末は風邪で寝込んでいるかも?(笑)

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大学の頃(特に学部3年~)、時々交際費・食費を削って教科書を買ったものです(理工系は高価な専門書が多くて経済的に大変…医学系の人はもっと大変でしょうけど、特にヤバイのが新学期の始まる4月と10月でした/涙)。教科書の一部(20~30冊くらい?)は文系就職した先輩などから貰った物ですが、その他の殆どがバイト代をつぎ込んで買った大切な本。今では役に立ちませんが、どうしても捨てられません(絶版になってしまった物も多いので、なおのこと捨てられません)。これらのうち、特に固体物理学や物理化学の教科書は“通読”というより“耽読”したものです(よく持ち歩いていた本は、雨浸み等で傷んでいる物も多いです)。社会人になってからも何度か見直す必要に迫られ、中でも『ファインマン物理学』の和訳5冊のうち、「Ⅲ.電磁気学」と「Ⅳ.電磁波と物性」の2冊は何度か通読しています。
  • 原著は3冊…Ⅰ.力学、Ⅱ.電磁気学、Ⅲ.量子力学
  • 和訳は5冊…Ⅰ.力学、Ⅱ.光・熱・波動、Ⅲ.電磁気学、Ⅳ.電磁波と物性、Ⅴ.量子力学
この「Ⅳ.電磁波と物性」、ワタシが社会人になった後に「増補版」が出ていたのですね。原書発行が1963年、その50年後も教科書として通用しているって凄いです。さらに、原著者R・P・ファインマン教授(1918-1988)の没後10年以上、和訳本初版発行後30年以上経ってから、未訳部分(和訳本に当初入っていなかった箇所)を翻訳して増補版を出す訳者・戸田盛和氏と岩波書店の根性も凄いです。ちなみにR・P・ファインマン教授については面白いエピソードが多いのですが、今日の本題ではないので申し訳ありませんが割愛させて下さい(ネット上にも多数のファンサイトがありますし、これらについては紹介しなくてもご存知の方も多いでしょう)

少し前に、この増補版の存在を知り、(本当は買い換える必要など無いのですケド) Amazonさんでポチッとしてしまいました(笑)。折角なので、久しぶり(十数年ぶり)に通読しようとしたら…これが非常に面白い! 電磁波解析や固体物理学の話がテンコ盛り。要するに、私の好きな分野。邦訳にやや難ありですが(訳者が専業翻訳家でなく物理学の先生なので仕方がありません)物理学の教科書ってこんなに面白かったっけ? 学生の頃はとにかく試験対策が先で、楽しいばかりではありませんでしたが、『ファインマン物理学』は読み物として読んでも面白いです

今耽読している教科書はコレ。

今現在、仕事にも生活にも殆ど役に立ちそうもない本なので、単なる趣味の読書。でも脇にレポート用紙と筆記具を置いて読み進めると…つい寝るのが遅くなります。ワタシにとって、このテの本は導眠剤の効果は全くありません。というか、寝る前は避けなければ生活に影響の出る悪書(笑)。ワタシにとっては教科書というより狂歌書(?)、毒書の晩秋です。

※上に「仕事にも生活にも役に立たない」と書きましたが、一部嘘です。ファインマン先生、ごめんなさい。正確には、知らなくても実生活上困らない人も多いけど、知っていると色々なことへの理解が深まり、新しい物の設計を考えたり、何かトラブルがあったときの対処が早くなったりと、仕事や趣味に何かと役に立ったりします。
  • 「AC回路」は、たとえばエレキギターのツマミの部分の部品配置を理解するのに役立ったりします。Volumeツマミはただの摺動抵抗(可変抵抗)。ToneツマミはCR回路(コンデンサ+摺動抵抗)で、Toneを落とす≒ピックアップの信号のうち高周波成分をコンデンサ経由でGNDに逃がし、低周波成分だけが出力されるようにする、です。コンデンサの容量や抵抗値がわかっていれば、具体的にどのような周波数特性を持つのか計算もできます。あと、簡単な電気回路だったら「何をする回路か」が理解できるようになりますし、どの部品を付け替えると特性がどう変わるかがズバリ分かるようになります(仕事にも趣味にも役立ちますね)。あと、デジタル通信が高速化してきて、電気回路の「実効インピーダンス」が問題になっていますが、これが原書発行1963年(53年前!)の本書に既に載っています。
  • 「矩形導波管」を細く丸く作ったガラス繊維は通信用光ファイバ。「共振器」はラジオに使われているチューナ、無線通信機器にも当然使われています。ブロードバンド時代を支える屋台骨は、光ファイバと無線による通信技術ですよね(通信インフラの中では送受信局・中継局にあるスイッチング装置が一番複雑な物だったりしますが、それもこれらの技術を高度に集積した小難しい(笑)装置です)。
  • 「固体物理」は、色々な材料の性質などを理解するのに結構役立ちます。たとえば、金属の電気的・磁気的・機械的な性質とか(加工や熱処理でどうして特性が変わるのかとか)、ガラスの屈折率とか、半導体デバイスの動作原理とか、…etc. etc.。
  • 但し、教科書中にに出てくるヘンテコな難しい方程式を理解するのはちょっと大変です。複素数の偏微分方程式とか、行列の中に行列が入っている!?(テンソル)とか、高難度な脳味噌の体操でしょうか。相当気合いを入れないと頭がパンクしそうになります(笑)…学生の頃は難しいというよりもただ面倒臭いだけでしたが…脳の高年齢化を実感している今日この頃(涙)。
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ところで、このブログ(Blogger.com)のインタフェース、最近色々変わったようです。Googleさんの他のサービス(Gmail等)とあちこち共通化されたみたいですね。特に困っている訳ではありませんが(それっぽい所をツツいているうちに何とかなるものです)、でもまだ何か慣れないデス…。

2015年9月13日日曜日

読書の秋? 書籍・雑誌処分の秋だ!

去年の9月にも似たようなことを書いているのですが、書籍・雑誌の処分シーズンが始まりました。何故この時期?という気もしますが、雑誌のバックナンバー(CD-ROM/DVD-ROM版)を買うタイミングとか肉体労働に向いている気温とか、そういう訳で毎年この時期になってしまうのです。今年は某誌が数年ぶりにバックナンバーDVD-ROMを出してくれたのと(ようやく紙媒体が捨てられる)、数年間溜め込んだ自転車雑誌を一気に処分なので、捨てる量が多めです。

クローゼットの中とか本棚とかに立体配置されていた物を束ね、あまり高く積まないよう平面配置することになるので、一時保管場所の占有床面積はどうしても増えてしまいます。数年前、胸の高さ位まで積んだ古雑誌が荷崩れして玄関が通れなくなるというカオス(涙)を経験してから、あまり高く積まないようにしています(←コレ防災上も重要)。この作業、毎度スペースが足りなくなって来た状況でスタート、不用品を出した空きスペースに保存する物を移動するので、やっていることはまるで昔流行った「倉庫番」ゲーム(笑)。紙資源ゴミ収集日が2回も来れば室内もある程度スッキリしてきますが、それまでが大変です。

来週末から所謂「シルバーウィーク」(敬老の日と秋分の日を含む大型連休)でゴミの収集もお休みです。なので、この週末が勝負ドコロ。実は今、戦っている最中です。というか、いいかげん疲れたので休憩中、ついでに本ブログを書いています(笑)。明日の朝はチョット早起きして、雑誌の山を出すぞ~! 勿論、資源ゴミの出し方は地方自治体のルールに従っています。ちょっと量が多めですけど(笑)。

書籍&雑誌処分グッズ(笑)

普段からこまめに処分していればこんな目に遭わないのでしょうが、どうにもこうにも私は、晩秋のリスの如く、色々な物を巣に溜め込む傾向があるようです(それも晩秋に限らず1年中)。要するに、物を捨てるのが下手だということ(PC上のデータにも同様の傾向アリ/苦笑)。この性格、何とかならんかなぁ。

2014年9月28日日曜日

物欲の秋? 読書の秋?

先週末ブログをアップしなかったら、「大丈夫?ちゃんと生きてる?」と心配されてしまいました。御心配頂きありがとうございます&申し訳ございません。リアル世界の方でアップアップだったんですよ。

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物欲をかき立てられる秋(笑)。ですが、ワタシ、貯金残高を見て萎えています(涙)。

今年に入ってから大きな買い物はしていません。自転車の修理はしましたが(入院編退院編)、その他は消耗品の交換だけで、新しいハードウェアは買っていません。楽器もPC(含・ITガジェット)も買っていません(ギター弦やピックは時々補充していますが、これも消耗品ですね)デジカメが壊れたっぽいという話を書きましたが、次号機はまだ買っていません。デジカメ、iPod touchで代替が利いているので、急いでいないんですよね。

食費も抑えめ(カロリーも控えめ)、酒もあまり飲まない。賭け事はしない。クルマは旧車で、あまり乗らない(燃費は悪いけどガソリン消費の絶対量は少な目)。日本経済の活性化にあまり寄与していません(笑)。お金を使うことと言えば、本とCDとDVD、それに楽器や自転車の消耗品購入くらい。

…で。お金はあまり遣っていない筈なのに、その割にちっとも貯まらないなぁ、と思っていたんですよ。
  • 【29th Sep., 2014追記】
    お金をあまり遣っていないと思っていましたが、先日YAMAHA製高級ヘッドフォンを衝動買いしていました(ほぼ毎日使っているのに忘れているワタシって…)。自転車のウェアも、le coq sportifのオサレな物(上下)も買っていました(ウェア写真は面が割れるので載せません)。…って、リアル世界で指摘しないで、コメント欄に記入して下さいよう、ブログ本編がちっとも盛り上がらないじゃないですか(笑)。
今日片付けをしている時、本棚を見て、この理由がわかりました。本の回転率が非常に高いんです。本の購入費用もバカにならない、ということです。日本経済の活性化には、分野限定ですが、ソレナリに寄与していました。

昨年秋から、もう読まないであろう本・この先役に立たないであろう本は、未読本であっても積極的に処分するようにし始めました。1年弱で、床に平積みにされた本は激減。一時期は、本棚にも少し余裕が出来ていました。

※捨てられない本は、学生時代に食費を削って買った本(教科書・専門書)、それと楽譜。雑誌やビジネス書、技術関連の本は、古くなったらどんどん捨てちゃいます(時間とともに価値は下がりますし、情報も古くなりますから)。小説等のフィクション物も、再読予定が無ければ処分しちゃいます。(何を読んだかのメモだけは残していますが。)

でも今はどうでしょう。本棚一杯+床置き少々、で何となく小康状態(笑)。床置きが多少減った程度で、大きな改善が見られません。未読本(“積読”本)が以前より増えている点は、状況悪化とも言えます。今回、初めは本棚の写真でも載せようと思ったのですが、どう見ても、どう写しても、乱雑で美しくない。なので、今回は写真無しで許して下さい。読み終わった本は、BOOK ○FFとかに持って行っても手間ばかり掛かってガソリン代にもならない、なんてことが多いです(アッチも商売なんで仕方無いとは思います)。なので、古い本は書類・紙資源ゴミとして捨てちゃうことが多いです。燃える断捨離マインドは、あまり地球には優しくないぜ!

※CDとDVDも山になっています(DVDは映画の他、音楽ライヴDVD、ドキュメンタリーやビジネス物も多いです)。ラックに入りきらず、段ボール箱の積み木状態をクローゼットに隠しています。これをどうするかは、また別の話。

結局、古い本を処分して空きスペースが出来る以上に、、新しい本を買っちゃっているということです。古い本を捨てている分だけ、回転率も上がっている(笑)。昨年秋から1年位の間に捨てた本は、重量でたぶん100kg以上になると思います。今年になってから買った本の重量は数十kgというところだと思いますが、…でも、そりゃお金も遣っちゃってますってば。

本って量り売りされる物じゃないんですけど(笑)、何故かキロ幾らかを考えてしまう。食料品を100グラム幾らで考えるのと同じノリです。そんな読書の秋(?)です。

2013年8月15日木曜日

行きつけの楽器屋さんにて

盆休みに入って、いつもお世話になっている楽器屋さんに行きました。お店には申し訳ないのですが、今回は消耗品(ギター弦とピック)だけの購入でした。最近、試奏させて貰うことはあっても、ハードウェア買っていないなぁ。既に居住スペースを圧迫しているので、これ以上買えないというのが実情なのですよ。

さて。「けいおん!」放送時~放送直後は暫く楽器店業界はホクホクだったようですが、何年か経った今でも続いているようです(小中学生の時にTV(やDVD/BD)を見た子供が、何年か経って進学を期に楽器を始めたりしているんでしょうか)。今でも「けいおん!」の影響が一番のようで(すげーな、かきふらい先生&京都アニメーション)、Les Paul系(の廉価版)やMustangがよく売れているようです。しかも、ギターとかを買っていく学生さんの半分以上は女子なのだとか。時代は変わりましたねぇ(言っていることがすっかりオッサンですが…/笑)

また、宅録のコンテストの時も、応募作品の7~8割はアニソンのカバーなのだとか。本当に時代は変わりましたね。

ところで。女性の店員から他の音楽アニメ・漫画として「BECK」が挙がったのは良いのですが、「デトロイト・メタル・シティ」(D.M.C.)が出た時は正直驚きました。だって、あれは女性が読むようなモノじゃないでしょ(笑)。ワタシは読みましたけど、音楽要素は少なく、基本路線としてギャグ漫画だと思います。少なくとも、D.M.C.読んで音楽始めようという人はあまりいないんじゃないかな??

ハロルド作石「BECK」1巻:<http://www.amazon.co.jp/dp/4063342786/>
若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ」1巻:<http://www.amazon.co.jp/dp/4592143515/>

2013年8月14日水曜日

「頭文字D」47巻…展開遅すぎてもう1冊出ることになりそうです(笑)

しげの秀一「頭文字D」47巻

発売日(8/6)から1週間あまり経ってしまいましたが。待望の最新刊、読みました。46巻(1/4発売)から半年以上、とうとう最終巻かぁ~と感慨に耽っていたのですが、もう1冊ありそうです。

毎度のことですが、展開遅いですねぇ。

2012年10月10日水曜日

こんなタイアップってアリ?(笑)

「テルマエ・ロマエ」の5巻が発売されたので、早速購入。中に入っていたチラシに一笑。「テルマエ・ロマエ」の主人公・ルシウスが宇宙服を着ていて、「宇宙兄弟」の主人公・南波六太がローマ人の恰好をしている。

テルマエ・ロマエ5巻に挟まっていたチラシ

「テルマエ・ロマエ」はアスキーから分社したエンターブレイン、「宇宙兄弟」は講談社・モーニングKC。出自が違う2社が同じマンガでタイアップ。ちょっと思いつかない組み合わせには笑わして貰えましたが、売れ筋マンガ2本の相互宣伝。ナルホドとも思いました。

2012年7月22日日曜日

漫画濫読(2)


 という訳で(どういう「訳」だ?)。先週買えなかった「宇宙兄弟」の5巻を買って来ました。今日も先週同様、隣駅のショッピングモールの中の本屋さんでしたが、車で行くと自転車よりも時間がかかります(なんてことはココではどうでも良いのですが)。「宇宙兄弟」は18巻まで出ているようですが、所謂「大人買い」をすると、毎晩睡眠時間を削って読んでしまうことになりかねないので、良き社会人として(?)、今回は5~8巻の4冊だけにしておきました(平日は2日に1冊、週末にはチョット多めに読む、で週4冊は悪くないペースでしょう)。

 ちなみに、「のりりん」5巻は今日発売日の筈ですが(…と思ったら明日7/23でした)、店にはありませんでした(そりゃそうだろ、発売日は明日なんだから→自分/明日の帰宅途中で買ってしまうかも)。まぁ「宇宙兄弟」5~8巻もあることだし、ゆっくり探します。

 帰りに別の本屋の存在を思い出し、寄ってみたのですが、ここにも「のりりん」5巻は無し。(八千代緑が丘と八千代中央との間に、書店「TSUTAYA」がありました。Google.co.jpで「千葉県八千代市」+「書店」で検索した時にはヒットしなかったのですが、過去に何度も行っていました。。。)


 にしても。「のりりん」に代表される(?)自転車漫画ですが、既に
   「シャカリキ!」(ワイド版全7巻)
   「オーバードライブ」(全17巻)
   「ツール!」(全8巻)
は全巻持っています(勿論、何度も読みました)。

  

 本屋に行くと、他の作品も目に入って良くないですね。今気になっているのは、
   「弱虫ペダル」(現在1~23巻)
   「かもめチャンス」(現在1~14巻)
といった辺り。

 

 最近はどこの本屋もビニール包装等をしていて、立ち読みが出来ません。そこで、オトナな対応としては「まず買ってみる」になる訳ですが、全部の金額もさることながら、置き場所に困るので、簡単には手が出せません(手を出すならば、まず雑誌の山を処分しないと…)。他の方々はどうしていらっしゃるんでしょうか?

【以下(小さい字で)余談とします】
 八千代緑が丘駅前のイオンショッピングモール内の「未来屋書店」の売り場には、「ボーイズ・ラブ」なるコーナーが堂々と存在しています。おぉ、こういうトコロに来るのが所謂「腐女子」なのか、とか思っていましたが、果たして、何人もの女性がそのコーナーで漫画本を物色していました。外見はごく普通の(地味目ではありますが)女性なのですが、何を彼女等を「やおい」の世界に駆り立てるのでしょうか。
 と書いている私も漫画好きで、目糞鼻糞と言われてしまっても何も言い返せないのですが。なお、「青年漫画」を女性が読んでも特に異常なことだとは思われない気がするのですが、「少女コミック」を男が読んでいたら変質者扱い(少なくとも「チョット変わった人」扱い)されるでしょう。女性がボーイッシュな服装をしていても許されるのにその逆が許されないのと同様かも知れませんが、世の中の価値観の非対称性を感じるのは私だけでしょうか?

2012年7月16日月曜日

自転車漫画を濫読…?

先日書いた通り、「宇宙兄弟」、結構面白いです。で、1~2巻はとっくに読み終えていたので、今日、本屋に行って続きを買って来ました。家のすぐ近くには本屋らしい本屋が無いので、隣駅の前にあるショッピングモール内の本屋に(環境に配慮して?自転車で)行って来ました。

「宇宙兄弟」 5巻

17巻まで出ているので、3~10巻辺りを「大人買い」しようかなぁと思っていたのですが、何と5巻が欠品しているじゃないですか。5巻を飛ばして買うのもアリだったのですが、途中を飛ばして先を読むのはA型の血が許さない感じがあったので(嘘です…本当はO型です/笑)、とりあえず3,4巻の2冊だけを買うことにしました。

暑い中、自転車で片道12分もかけて来たのに(ソレって結構飛ばしてねーか?→自分)漫画2冊だけってのもなぁ、…と思っていたら。Amazon.co.jpでさんざんおススメされていた「のりりん」が全巻(1~4巻、5巻は間もなく発売予定)あるじゃないですか(「シャカリキ!」や「ツール!」といった自転車漫画を大人買いしていたので、同じジャンルの漫画としておススメされていたんですねぇ)。オトナの可処分所得にモノを言わせて(電車賃やガソリン代はケチったくせに)買ってしまいましたよ、ええ。

本論から外れますが:Amazon.co.jpさんでは、先日石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパーク」シリーズを大量買いしてしまいまして(1巻の途中まで本屋で立ち読みした)、石田衣良さんの本を「これでもか!」という勢いでおススメされちゃっています。

「のりりん」 1巻

 帰宅後、(宇宙兄弟3,4巻よりも先に)一気読み。「のりりん」、これも無茶苦茶面白い~! 作者の鬼頭さん、自転車乗りのキモチがよく解っていらっしゃる。クルマのことも自転車のことも、結構マニアックな人が描いているのがよくわかります。で、90年代から(一時期は本当にドップリと)自転車生活をしていた自分のツボもしっかり突いてくる。読みながら、「ほほぉ」とか、「そう来たか!」とか、とにかく面白いのですよ。で、たぶんこの漫画、自転車乗りじゃない人が読んでも結構面白く描けていると思うのですよね。乗る前に読んでも良いし、乗ってから読んでも良い、みたいな。

 「ツール!」はツール・ド・フランスなどを何度も見ている人じゃないと、たぶん面白くないと思います。「シャカリキ!」は、自転車に乗っている人がドーピング剤として読むのに向いている漫画だと思います(笑)。この本は、自転車に乗っていない人にとっても、自転車乗りの生態(?)がよく解る漫画だと思います。多くの人におススメです♪

 しっかし、ここ数年、100km以上のサイクリングとかしていませんねぇ(以前は往復50km以内なら自転車距離だ!とか豪語していたのですが)。体型もチョイメタボになってしまって…。夏の暑さに負けず距離を乗って、7~8年位前の“自転車体型”を取り戻す時が来たか…? 消費カロリー/摂取カロリーを全部記録とってレコーディングダイエットすれば、そのうち食べ物が全部距離に見えてくるのでしょうが、面倒くさくて…と言いつつも、暑さにも負けず、食欲旺盛な訳で。煩悩には勝てません。

2012年6月24日日曜日

別ブログでブックレビュー始めました♪


もし良かったら立ち寄ってみて下さい。
アクセスはこちら⇒〈http://yuubookreview.blogspot.jp/
さて、いつまで続くでしょうか、更新頻度はどうなるでしょうか。。。

2012年6月17日日曜日

「宇宙兄弟」…めっちゃ面白いやん!

iPad上のebiReaderHDに同梱版として最初の方がついてきていたのを、ふと読んだのがキッカケ。つい、コミックを買ってしまいました。もうすぐ18巻が出るようですが(6月22日発売)、まだ2巻しか読み終えていません(TVアニメ放送にも大幅に遅れている)。先は長いぞ。。。

2012年6月6日水曜日

金星日面通過…関東では不発

今日は曇り・雨で不発でした。次は105年後だそうです。それまで生きている自信は無いっす(涙)。

関係ありませんが、「頭文字D」の45巻が発売になりましたね。
相変わらず、話の展開が…遅い、遅い。この先の、藤原拓海vs.乾信司のダウンヒル・バトルがどうなるか早く読みたいです。 (でも、毎週の話の展開がヒジョーに少ないので、ヤンマガを買うほどでも無いな~、みたいな。)

2012年5月9日水曜日

初夏の読書♪

初夏ですが、読書の話。一昨年くらいに「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」〈http://www.amazon.co.jp/dp/4478012032/〉が流行しましたが、ドラッカーの本は、本人の著書を読んでこそ色々な発見があると思います。ちょっと前に出た本になりますが、ダイヤモンド社から出ている“はじめて読むドラッカー”シリーズが読みやすく、1冊の分量もソコソコで、お薦め出来ます。上田惇生先生のこなれた翻訳も、非常に読みやすいです。

 
自己実現編「プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478300593/
ダイヤモンド社、2000/07、ISBN 4478300593
マネジメント編「チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ!」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478300615/
ダイヤモンド社、2000/09、ISBN 4478300615

社会編「イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478300623/
ダイヤモンド社、2000/12、ISBN 4478300623

技術編「テクノロジストの条件―ものづくりが文明をつくる」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478300720/
ダイヤモンド社、2005/07、ISBN 4478300720
※「自己実現編」「マネジメント編」「社会編」をきっちりと読めば、
「技術編」は読まなくて良いかも知れません(重複が多いです)。


若い社会人がドラッカーなどを読んでいると、「まだ早い」等々言う口喧しい御老体が時々いらっしゃいますが、若者のやる気を殺がないで欲しい、と私は言いたいです。ドラッカーなどの「芯のある」ビジネス書こそ、若いうちからどんどん読んで良いと思います。社会経験が少ない人が読んでも得るものがあるし、社会経験を積んだ人が読めば経験がある分だけ、違うものを得られると思うのです。

読書に適した時期は、秋に限らず、読みたいと思った時だと思います。と、今日はこんなところで。。。

2012年4月2日月曜日

スティーブ・ジョブズ評伝

スティーブ・ジョブズの公認(でいいんですよね)の評伝、「スティーブ・ジョブズⅠ」および「同Ⅱ」を数日前に、やっと読み終えました。僕がパソコンに触り出した頃、(自分はいじったことがありませんが)Apple IIというマシンがもてはやされていました。世のパソコンが、ROM-BASIC搭載モデルからDOSモデル、GUI型へと変遷して行く中、アップルのコンピュータは他とは違う路線を行っていました。大学3年の時の学生実験で、初めてMacintoshに触りました。配属された研究室にもMacintosh(Quadra 840AV)が導入されましたが、画面もサウンドもとくかくパワフルな(そして高価な)マシンでした。当時のMS-DOSやMS-Windows 3.1パソコンと、エンジニアリングワークステーションの間のパフォーマンスでしょうか。入社して、最初にあてがわれたのもMacintoshでした(Power Mac 6100、その後Power PC(G3))。私物でもiBookに始まり、今でもiMac(Intel Core2Duoモデル)を使っています。このほか、iPodやiPadも幾つかの世代の物(笑)を使っています(複数持っているものは、例えば動画用・音楽用などと使い分けています)。アップル・コンピュータ、今は単に「アップル」ですが、私のコンピュータ人生において、今も昔も、無くてはならない存在です。

 

この評伝の最後数ページにわたり、スティーブ・ジョブズ本人の言葉が書かれています。

『僕は、いつまでも続く会社をつくることに情熱を燃やしてきた。すごい製品を作りたいと社員が猛烈にがんばる会社を。それ以外はすべて副次的だ。もちろん、利益を上げるのもすごいことだよ? 利益があればこそ、すごい製品を作っていられるのだから。でも、原動力は製品であって利益じゃない。』(Ⅱ巻・p.424より引用)

自分にとって仕事とは何か、会社とはどうあるべきか、考えさせられてしまいます。

ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳) 「スティーブ・ジョブズⅠ」(講談社、2011/10/25)
Ⅰ巻:〈http://www.amazon.co.jp/dp/4062171260/
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳) 「スティーブ・ジョブズⅡ」(講談社、2011/11/02)
Ⅱ巻:〈http://www.amazon.co.jp/dp/4062171279/