2014年7月5日土曜日

親不知よ、さようなら~

今日は親不知(おやしらず)の話です。地名じゃなくて、歯のほうです。第3大臼歯です。

この歳になるまで、4本生えたうち1本だけ残っていました(上顎右側)。が、だいぶ前に治療した所(金属製のフタの下)が痛み出し、この度、とうとう抜くことになりました。噛み合う相手もいない不憫な歯だったので、治療するよりも抜く方が良いでしょうという判断です。

抜歯は本当は先週末の予定でした。が、炎症が激しく、麻酔が充分に効かない状態でした。なので、抗生剤で炎症を抑えて、1週間のインターバルで仕切り直し。

今日の抜歯は、身構えていた割にあっさり済みました。「え…もう終わり?」みたいな。麻酔の効きを待つ時間・事前/事後の説明の時間を入れても15分位でしょうか(X線撮影とかは先週済んでいましたしね)。10年、20年前に比べて麻酔の注射も痛みが少なくなりましたし、大学・研究機関レベルだけでなく民間レベルでも、医歯学の技術の進歩ってすごいなぁと思っていたのですよ。

でも、お医者様曰く、
  • 下顎の大臼歯は根が二股にガッツリ広がっているので抜くのが大変なこともある
  • 上顎側は、根も細く顎の骨も軟らかいので、割と簡単に抜ける
とのこと。
  • 【下顎側:ワタシの経験】(だいぶ前にことですが) 下顎の奥の方に、斜めに中途半端に生えて来てしまった親不知は、歯肉(顎の「蝶番/ちょうつがい」に近い箇所)をメスで切開して、歯は歯科用ドリルで削り、鏨(たがね)とハンマーで割り、バラバラにしてどうにかこうにか抜きました(時間はかかるし痛いわで、そりゃもう大変でした)。それで、でっかく開いてしまった歯肉は縫って塞がれ、後日、抜歯ならぬ抜糸という、ちょっと大掛かりな「工事」でした。あれはマジで苦しかったデス……。
  • 【ついでに、どうでも良い余談です】 先週X線撮影をした時、スタッフさんが、歯科用のレントゲン撮影1回の放射線被曝量は、飛行機に1回乗る位だと言っていました。すかさず、国内線と国際線のどっちですか? 北海道に行くのとNYに行くのとでは大違いですよねえ?…と訊いたら、「よくわかりません、申しわけありません…」と丁寧に謝られてしまいました(汗)。ただの軽口です、気にしないでください。
で。今日帰宅後、洗面台の鏡の所で歯科用ミラーを使って見たら……真っ赤な血の色をした“洞穴”です。……見るんじゃなかった(脂汗)。2~3週間で綺麗に塞がるって言っていたけど。

ワタシ、なんでこんな物持ってるんでしょうね?(笑)

今日・明日は酒も激しい運動も入浴もダメだって(軽くシャワーは可)。酒はともかく、折角の週末にサイクリング出来ないのは辛いよおおぉ~(涙) 

……とさっきまで思っていました。さっきまでは。でも、このブログを書いている間に、だんだん抜歯時の麻酔が切れてきましたかなり痛いです。とてもサイクリングどころじゃありません。痛み止め、薬、薬、……

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