2012年8月15日水曜日

音の記憶…

懐かしい音源をAmazon.co.jpで見つけたので、ついポチッと購入してしまいました。CASIOPEAの野呂一生さん、THE SQUARE(のちT-SQUARE)の安藤正容さん、コレちゃんバンドなど主にソロで活動中の是方博邦さんの3名のセッション音源、SUPER GUITAR SESSION HOT LIVE & RED LIVEです。

 

 これが発売されたのは、僕が高校生の頃(歳がバレますな)。CASIOPEAばかり聞いていたのですが、本アルバムのリズムセクション(ドラムスはTHE SQUARE/T-SQUAREの則竹裕之さん)をCASIOPEA(ドラムスは神保彰さん)と少しスタイルが違いながらも、神保さんと同じくらいかそれ以上にソリッドなドラムスを、友達にコピーしてもらったテープがビロビロになるほど聴いたものです(冗談抜きに、カセットのテープは伸びてしまいました)。

高校の頃って部活や勉強に打ち込んでいた筈なのですが、金が無いのに時間はある、という具合で、1つの音源を本当に繰り返し繰り返し聴いていましたねぇ。今では折角買ったのに1~2回しか聞いていないCDなんかも沢山ありますが、学生の時はカネもモノも無かったので、同じ物を何度も聴いたものです。

で。20年以上経ちましたが、久しぶりに聞いてみると、ギターのメロディやリフ、ドラムのパターンなど、かなり覚えているのですよ。こういう記憶って、脳の中にどのように格納されているんでしょうねぇ。あらゆる記憶がどのように脳内に格納されているのか、いまだに良く解らないといえばその通りなのですが…、数学の公式や歴史の年号、化学式といった記憶は、おそらく何らかのパターンをもって脳内に格納されているのでしょうが、音、特に楽曲って単純なパターンで記憶できるものではないですよね。絵画等のイメージに近いのでしょうか。

面白いのが、音のピッチも覚えていることです。海馬にまで浸み込むほど聴いた曲に限るのですが、例えば曲の出だしの音をピタリと言い当てることが出来るのです。ちゃんとした絶対音感は持っていないと思っていたのですが、これも一種の絶対音感なのでしょうか。

この辺りについて御存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿