2012年8月26日日曜日

D'addario EXP120コーティング弦→やっぱり銹びる

先日、YAMAHA SG-1000とSchecter SD-II-AS-24の弦交換の話を書いた時に、次はFender Japan TL-STDの弦交換かなぁと書きましたが、実はコレを書いた翌日に交換していたのでした。

今回は(いつも使っているElixirコーティング弦ではなく)D'addarioのEXP120を使ってみました。ゲージはElixirの時と同じ0.009-0.042にしましたが、弾いた感じは

①Elixirより柔らかく、チョーキングし易い。弦が僅かに細いか、材質が違うかのいずれかでしょう。
②弦を張った直後は、Elixirより煌びやかな音がする。コーティングが薄いのか無い為でしょう。
③Elixirより指の滑りが悪く(特にプレーン弦=1~3弦)、Elixirを弾きなれているとチョット弾きにくいです。あと、プレーン弦が見る見る間に銹びて行ってしまいます(弾き始めて1~2時間で黒くなり始めます)。EXP120はプレーン弦はコーティングされていないのかも知れません。特に暑い時期は汗をかきますから、金属(弦の素材の鉄=ピアノ線=や、ニッケルめっき)が剥き出しだとすぐ銹びてしまうのでしょう。通常、プレーン弦はニッケルめっきがされていますが、めっき被膜が薄いとすぐ下地(鉄)から銹びてしまいます。

と言う訳で、EXP120は6弦セット(1弦は2本入っています)で実売価格1200~1400円程度、Elixirが(1弦のオマケはありません)が1500~1600円程度なので、単純に価格比較するとEXP120に軍配が上がりますが、寿命やら何やら考えるとElixirの方がコスパ高いですね。(ある程度「大人な」弾き方をするようになると、弦が1本切れただけでも6本全部交換するようになりますので。)

この他、Ernie Ballからもドクロマークのコーティング弦が売られていますが(実売価格はEXP120と同じ位)、これもすぐ銹びます。Ernie Ballはコーティングというよりめっきで銹びにくくしているようですが、巻き弦の寿命も短く(コーティング無しの6本セットで500円位の弦と同じ位の寿命)、1~2回使っただけでヤメめしまいました。

ワタシの指からは弦の銹びを促進する何か特殊成分が出ているのかも知れません(笑)。

EXP120の箱の裏に便利な表があったので写真をとっておきました。
弦の太さだけじゃなくて、適正張力が書いてあります。
ギターを弾くだけならあまり気にしない数字かも知れませんけど。

ちなみにいつも使っているElixir(の箱)の写真はこちら。ギターの本数もあるので、いつも3~5箱はストックを持つようにしています。

発売当初は巻き弦(4~6弦)のみのコーティングでしたが、最近売られている
物はプレーン弦(1~3弦)もコーティングされていて寿命が長くなっています。
コーティング無しの弦と比べて3~5倍の寿命!なんて書いてありますが、
1~2ヵ月は張ったままで大丈夫なので、体感寿命は5~10倍位でしょうか。

という訳で、まだ当分はElixirを使い続けることになりそうです。


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