2012年8月18日土曜日

耳コピー♪

一昨日届いたOTTOTTRIOのHOT LIVEの3曲目、是方博邦さん作曲の「Pricia」のリフが気に入って、耳コピーしていました。幾つかのギターで弾きましたが、シングルコイルのリアPUの音だよなぁとか思って弾いていました。

それにしても。昔テープで聴き取りをしていた時はプレイヤーの個体差で回転数が違ったりが普通でした。つまり、ピッチが安定しないので、耳コピーで非常に苦労した覚えがあります(酷い場合にはキーが判らなくなる。この曲はキーはGmajか?Fmajか?みたいな)。ですが、今のデジタル音源(CD→MP3)はピッチが安定していて良いですね。ポピュラー音楽は、大抵A=440Hzでチューニングしておけばバッチリです(アーティストによってはA=442Hzなんてのもありますが、…って、比較的最近のCASIOPEA以外出会ったことはありませんが)。

今日のメインギター、Fender JapanのTelecaster、TL-STD。買って早々にストラップ外れて落としてジャックポッドのシャフトを折っちゃったり、ギタースタンドが(根性無しにも)首を曲げた時に倒しちゃったり、可哀相な扱いになっていますが、最近一番弾いています。アンプ(ヘッドフォン)を通すとちゃんとTelecasterの音がしつつ、生音が「喧しくない」のが集合住宅の住人的に◎です。
今日の耳コピーギター2号機。Fender USA Eric Clapton Stratocaster "Blackie"。言わずと知れた、エリック・クラプトン氏のモデルです。買って10年以上経ちます。このギター、プリアンプを内蔵していて、Toneノブの片方でMid Boostをコントロール出来るので、多彩な音作りが可能です。今日みたいな課題曲の場合はMid BoostはOffにして、リアPUのみの音にすると良い感じです。

なおこのギター、Volumeノブのガリノイズが酷かったので、半年以上前にジャックポッドを交換しました(ジャックポッドが50kΩ/Aカーブ、と珍しいタイプなので入手に苦労しました…よくあるジャックポッドは250kΩか500kΩなのですよね)。ついでに、ピックガードも厚手の反りにくい物に交換してあります(工作記はまた改めて書きたいです)。

ちなみに、今日の課題曲、是方博邦さんの「Pricia」はTelecasterよりもStratocasterの方が雰囲気が出ます。

最後に、最近あまり弾いていないYAMAHA SG-1000に登場してもらいました。

もう少しで四半世紀を迎える(!)YAMAHA SG-1000。金メッキはとっくに剥がれ、フレットもかなり減っちゃっていますが(すり合わせで対応できないんじゃないか、っていう位減っている)、「僕の青春此処に在り」といった感じの、大切な1本です。閑話休題。今日の課題曲「Pricia」にはSG-1000は全然合いませんでした。ハムバッカーで出せる音は全然違いますし、タップSWでPUをシングルコイルのモードにしても、通常のシングルコイルのギター(Stratocaster、Telecaster等)とは根本的に音が違うんですよね(コイルの巻き方とか巻き数とかが全然違うのでしょう)。

で。SG-1000で課題曲「Pricia」を弾いたら。スライディングした時に指先が痛いのなんのって。弾き込んであるのでフレットは適度に(過度に?)丸みを帯びていますが、1弦のコーティングがすっかり剥げ、弦がまるまる銹びていたのでした。早速弦を交換したいところですが、ギターを何本も持っていて、全部Elixirのコーティング弦(1セット1200~1600円位、店舗・時価により変動/笑)にしていると、弦のメンテだけで結構な出費なんですよね。Elixir弦は、少し前に大人買いしたストックがまだあるので店には行かなくて済みますし、大人の可処分所得を以てすれば…と、つい浪費してしまうのですが(笑)。

YAMAHAのSGって型番、本来は「Super Guitar」の略だったと思いますが、今日は「銹びた弦」の略になってしまいました。
お後が宜しいようで…。

おまけ

このストラップ、安い割に使いやすいからだと思うのですが、プロのミュージシャンでも使用者多いですよね。非Fender系ギター/ベースでこのストラップを使っている人も沢山いますよね。でもワタシはFenderのストラップはFernder以外のギターには似合わないと(勝手に)思っています。

と言いつつ。Gibson ES-335には、何故かFender/Levi'sの皮革のストラップを付けています。肩当て以外は幅2cm位の細いタイプで、ES-335のシルエットに合うんだなぁ。それと、YAMAHA BB-1025(ベース)にはこれまた何故かMOONの透明なストラップを付けています(ストラップだけMOONベースを弾いている鳴瀬善博さんと同じ)。このストラップ、よく見ると小さい字で「MOON」と書いてあるのですが、目立たないのでアリということにしています。ギターとストラップのメーカーはあまり揃えていないのですが、Fenderのロゴ入りストラップ(遠目にもFernderのだと判る)はFender以外のギターにはあまり使いたくない…というのは単なる屁理屈でしょうか?

ちなみに、Gibons Les Paul Custom用にGibson社純正の布ストラップを買ったのですが、値段の割に安っぽい作りで、あんまり使っていません。ES-335用には最初、Gibson純正の皮革ストラップを付けていたのですが、これもペラペラで安っぽかったので、今では使っていません(で、何故かLevi'sブランドロゴつきのFender製皮革ストラップにしています)。

ところで。Fenderのストラップは、昔の物は薄手で短く、ストラップピンに通す部分の皮革も薄くて安っちいのですが、よく出来ていたと思います。最近の物は、生地も皮革も厚手でストラップも長めですが(長いのは低いポジションで弾くプレーヤーが増えたということでしょう)、作りが雑になったような気がします。最近の物は、なぜかネック側のストラップピンが抜けやすいです(Telecasterを弾いている最中に落としたのは、こいつの所為)。という訳で、最近はJim Dunlopのストラップロック(プラスチック製)が手放せなくなっています。楽器屋ではラバータイプのストラップロックを毎回薦められるのですが、付け外しに手間がかかるのは嫌なので、プラスチックタイプを愛用しています。

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