2012年5月2日水曜日

晴耕雨読、否、晴転雨楽。晴れた日は自転車に乗り、今日みたいな雨の日は音楽を楽しむ。。。

最近、ギターへの理解が深まった気がしています。ギターには鍵盤のような白鍵・黒鍵は無く、“何でもアリ”だと思っていたのですが、鍵盤をやるようになってから、ギターの見方がチョット変わったような気がします。ギターに白鍵・黒鍵は無いけど、無調性楽器ではなく、やっぱり調性楽器だと。

 ギターは開放弦が(高音から)EBGDAEとなっているので、開放弦も使った弾き方では、どうしてもA major、A minor (C major)、E majorといったキーが「弾き易いキー」になります。勿論、開放弦無しのブロックコードなら「何でも有り」ですが、それでも弦は6本しか無いので、指が10本使える鍵盤より音数が少なく選択の幅が狭くなります(鍵盤では指1本で2つの鍵盤を同時に押さえて同時に11音以上出す、なんて技も利きますが、ギターでは音を出す物自体が6本しかありません)。
 …って辺りを考えながら音楽を聴いていると、特に黒人音楽ではA major、A minor、E major、E minorが本当に多いです。ギターの神様・Eric Clapton(白人ですがブルースの神様です)の曲なんてこの4つのキーのブルースばかりで、ソロはA・E・Cのペンタトニックばっかりです(怒る人いたらゴメンナサイ)。Eric以外の人の曲でも、ギタリストが書いた曲はこの3つのキーが非常に多いようです。A majorの3コード(トニック/A major、サブドミナント/D major、ドミナント/E major)を練習するだけで、かなりの数の曲がコナせるようになるようです。…ということが、鍵盤をやるようになってから、ようやく解ってきたというのが今日の内容。

 今日は写真をアップするほどでもないのですが、折角の写真つきブログなので、私の使っている鍵盤の写真を挙げておきます。上段はRolandのJUNO-STAGE、下段はYAMAHAのP-80です。P-80は11年前に、10万円程度で買える「ピアノっぽいタッチ」の電子ピアノとして買ったものです。30歳になってから初めて買った鍵盤ですが、最初は短い曲1曲弾けるようになるのに1ヵ月位掛かっていました。今でもオタマジャクシが縦にズラッと並んでいると初見弾きは出来ませんし、♯とか♭とか多いとパニックになりそうですが、10年位の間に簡単なメロディーをなぞる位なら、初見でも出来るようになって来ました。ちゃんとピアノを習った人が見ると「お子ちゃまの指遣い」たしいですが、素人を騙す程度には弾けるようになりました。
 下段のJUNO-STAGEは何年か前に「全然ピアノと違う、シンセサイザーの音が欲しい!」と思って買った1台です。P-80がアコースティックピアノと同じ88鍵なのに対してJUNOは76鍵ですが、自分の弾くような曲では鍵盤の出せる音の幅としてギリギリ足りています。
P-80とJUNOの両方を1台のキーボードアンプに繋いでヘッドフォン(とHDD-MTR)で遊んでいるのですが、グランドピアノ風の重い鍵盤のP-80と鍵盤が軽いシンセ・JUNOを同時に弾き分けるのは結構大変で、HDD-MTRを使った宅録ではP-80とJUNOを別々に弾いています。
 電子ピアノとデジタルシンセサイザーが揃い、次はアナログシンセサイザー(NORD STAGEあたり)が欲しくて喉から手がビヨ~ンと伸びているのですが、「欲しい」と思える機種は軒並み30万円台。ギターも上手くないのに、ましてや鍵盤の新品なんて、当分買えません。「欲しがりません、腕が上がる迄は」みたいな。。。

上段:Roland JUNO-STAGE
下段:YAMAHA P-80

 鍵盤の上にいるのはBEHRINGERのコンデンサーマイク・C-1(&ポップガード)、P-80の右上に載っているのはC-1用のファンタム電源です(ユーカリが丘の島村楽器さんにはかなり貢いでいます/笑)。マイクはJUNOに接続しており、人様にお聞かせするような声じゃないのは重々承知しているのですが、週末の明るい時間限定で(集合住宅なもので…)、JUNOのボコーダーで遊んでいます。

 明日も雨天との予報。鍵盤で新しい曲に取り掛かる良いチャンスかも。

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