2016年7月10日日曜日

ギター小噺(小物のはなし):ピック篇

今日は参院選の日でした(そう言えばこの選挙から18歳以上になりましたね)。皆さんはキチンと投票行きましたか? 投票は義務ではありませんが、世の中に文句言う前に参政権を行使しませう。

この1週間、暑い日が多かったですね。やはり日本は(少なくとも夏は)亜熱帯気候なのだと実感しています。この時季、冷房の効いた部屋と屋外の出入りは熱衝撃試験を受けているような気分です。家ではまだエアコンは冷房ではなく除湿(ドライ)、これとサーキュレーター(身体に風を直接当てませんが適度に部屋の空気を流す)を組み合わせて頑張っていますが、そろそろ限界かも…。

エアコンやサーキュレーターを使うと、ギターがノイズを拾うので、録音時は極力電源offです(宅録というほどで無くても、時々自分の演奏を客観的に聴くのは有効です)。暑苦しいぞ夏の録音は…(笑)。

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閑話休題。

ギター小物の話として、ストラップやストラップロックについて先に書いてしまいましたが、座って弾く時はストラップは不要なこともあります。でもピックは必要ですよね。
  • 勿論、ピック無しで弾くこともあります。また、曲の途中でピックを掌に握り込んで指弾きしたり、親指と人差し指でピックをつまんだまま中指や薬指も使って弾いたりもすることもあります。ガットギターなど、ピック無しがデフォという場合もあります。なので、ギターのタイプや奏者によって、ピックは「なければいけない」物とも限りません。でも、鉄弦のギターでは、ピックを使うと上下の両方の動きが使えて速く弾けるとか(オルタネイト・ピッキング)、指弾きとピック弾きを使い分けると音色に幅を持たせるとか、…まぁ一応「必需品」と言って良いでしょう。
さて、本日のお題。ピックです。ギターを弾き始めてン十年、このピックも色々試しました。結局行き着いた所は定番品でした。コード弾きが多い時はトライアングル(おにぎり型)を、リードを弾くことが多い時はティアドロップを使うことが多いですが、実はどのピックを使うかはその時の気分次第(笑)。
  • でも、CASIOPEA (野呂一生さん)のコピーをする時はトライアングルじゃないと弾きにくいとか、Eric Clapton師匠のエレキギターのコピーをする時はティアドロップでないとギターを歌わせられないとか。ある程度の傾向はあります。Char親分のコピーにどんなピックを使うかは難しいですねぇ。2~5弦でザクザク弾いた後に(これは大きいピックの方が安定する)ソロで速弾きとかしたりする(これは小さいピックの方が弾きやすい)ので、悩ましいところです。Char親分はエレキギターを弾く時もトライアングル型を使っているようですが、これで速弾きは難しいよぅ…。

さて、ピック。最近よく使っているのは以下の6枚。

最近使っているピック。

  • ティアドロップ型 (上の段、左から)
    • Jim Dunlop 41B Derlin Standard 1.50mm/Lave (素材:デルリン樹脂)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B000VBE7F2/>
      →定番品。ちょっとだけ使い込んでピック先端が微妙に摩耗している状態だと、ギター弦をブリブリ鳴らすことができます。本品は厚めで(もっと厚いものもありますが、ワタシはこの1.50mmという厚さが好み)、ギンギンに歪ませた音やウーマントーン(ハーフトーン+Mid-Boostで作った甘歪みの音)ギターを歌わせるには最高の1枚です。Stratocasterを弾く時は大抵コレかな。大抵の楽器屋さんに置いてあるのも高ポイント。
    • Jim Dunlop 41B Derlin Standard 1.14mm/Mage (素材:デルリン樹脂)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B000VBN03W/>
      →これも定番品。厚さは1.50mmと0.96mmの中間。ピック持ち替え無しでクランチ~ハイゲインに幅広く対応できるのが良いです。
    • Jim Dunlop 41B Derlin Standard 0.96mm/Dk PK (素材:デルリン樹脂)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B000VBE4DC/>
      →これまた定番品。ポップス系をやるには(特にTelecasterでチャキチャキ弾きたい時に)非常に良いです。
  • トライアングル型…日本国内では「おにぎり型」とも言われます。(下の段、左から)
    • AriaProII HYPER TOUCH Triangle 1.0mm WH (素材:ジュラコン樹脂)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B006JK1SRE/>
      →これは現在では「定番」ではないかも知れません。が、20年近く前から使っていて、やめられない止まらないかっぱえびせんなピックです。10年位前までは楽器屋さんの店頭でよく見掛けたのですが、最近は常備しているお店がなかなかありません。しょうがないので、手持ちの残量が減ったら50~100枚ずつ大人買いです。表面がツルツルしておらず手汗で滑りにくいのもヨイです。Fenderのセルロイドのピックより耐久性が高いので練習には専らコレを使っています。ピックコントロールがFenderさんより繊細な(難しい)ので、練習にはもってこいです。
    • Fender Triangle HEAVY-WHT (素材:セルロイド)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B002KGFX5E/>
      →ド定番です。厚さは色々ありますが、エレキギターを弾く時はHEAVYがお気に入りです。この白い物は、同じFenderのHEAVYでもベッコウ色の物よりもクリスピーな音がします(…な気がします)。耐久性が低く(ベッコウ色も同様)数曲弾いたら寿命なので、最近はあまり使っていません。でも音は結構気に入っているので、宅録や人前で弾く時の「勝負ピック」はこれかな~(笑)。あと、大抵の楽器屋さんに置いてあり、安い(1枚50円程度)なのもヨイです。
    • Fender Triangle HEAVY-SHELL (素材:セルロイド)
      <http://www.amazon.co.jp/dp/B002BHVWR0/>
      →これもド定番。ギターを弾き始めた時(ン十年前/笑)に色々試した中で使い易かったので、チマチマ使っています。同じFenderのHEAVYでも、白い物よりマイルドな音がするので、よりジャジーに弾きたい時はコレ
ん~、今日もどうということのない話でした。毎度のことですが(笑)。

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