ちょっと使ってみたところ、気になる点はいくつかあります。が、遊び的小道具としてはかなりの高スコアでしょう。
- レイテンシ(遅延時間)がチョット長く、他パートとタイミングを合わせるのが難しいです。大袈裟に言うと、ディレイ音だけを聞いているような感じ。速いパッセージなどはちゃんと弾けているのかどうか判断が難しい位です。KORGの公式デモ動画(演奏者は総務課の人だそうです/笑)の演奏が多少ぎこちないのは、このレイテンシのせいでしょう。でもこの価格帯でこれだけのDSP (デジタル信号処理)を実現してしまう日本の電子技術って凄いなぁと思います。
- 単音出力つまり単音入力にしか対応していません。和音や雑音が入ってしまうと、反応が悪くなったり、予想外の変な音が出たりします。
- 気持ちよく弾くのには多少コツが必要です。ミュート不十分とか前の音と次の音が被るとかの“ロック的な弾き方”では正直キツイです。が、各音をキチンと分離し、ミュート等もきちんとして弾けば気持ちよく鳴ってくれます。要するに丁寧に弾かないとイケナイってことです⇒ピッキング&フィンガリング練習用小道具として実はかなり有用なのではないでしょうか。
- でもオモチャとしては激オモロイです。エフェクトの種類を「Nyan」にした時の破壊力はカナリのものになるでしょう。コレで「猫踏んじゃった」を弾いた人、多いのではないでしょうか(笑)。
- 「猫踏んじゃった」をピアノと同じ和音構成のままギターで弾こうとすると、カナリ難易度が高い曲になっちゃいます。が、MIKU STOMPは単音しか受け付けないので、今回は和音部分は「上の音」だけで充分です。なのでそんなに難しくありませんよ。
我が家に来たMIKU STOMP
コレ、あまりいじっていると「録れコン2015」向けの作業が全然出来なくなります。それってとってもナンダカナアな状態なので、ちゃんとしたレビューは少し先にさせて下さい。
ではでは~♪
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