2013年1月15日火曜日

メトロノームと仲良くしよう! ~リズム・トレーニング♪

ギター仲間と話していて、メトロノームを使ったリズムトレーニングの話になりました。自分は大学時代にパーカッションをやっていたので、以下に示すようなトレーニングは当たり前のものと思っていたのですが、他の楽器の方々にとっては、あまり当然ではないようです。

※冗談半分で録音した物なので音質等はイマイチですが(録音機材等は末尾に書いておきます)、仲間の中で評判が良かったのでそのままブログに載せてしまいますね(笑)。


閑話休題。

普通にメトロノームを使って練習する時は、【例1】のようにしますよね(音量に注意!)。

例1】普通のメトロノームの使い方
メトロノーム・演奏とも♩=120


【例1】は誰もがやっている方法なので、詳しく説明するまでもないでしょう。

さて、演奏は♩=120のまま、メトロノームだけ半分のテンポ(♩=60)にしてみましょう。4拍子の曲で、メトロノームの音を1・3拍目にしてしまっては、あまり練習の効果がありません。メトロノームの音を2・4拍目と思って練習しましょう。演奏例を【例2】に示します。

【例2】メトロノームを2・4拍目と思って演奏する例
メトロノーム:♩=60、演奏:♩=120

【例2】のようにすると、1・3拍目は自分でカウントしなければいけません。タイム感がしっかりしている人なら、すんなり練習できると思います。

次に、ちょっとハイレベルなリズム・トレーニングです。演奏もメトロノームも同じテンポとしますが、メトロノームの音を8分ウラ拍と捉えて演奏します。【例3】に示します。

【例3】メトロノームの音を8分ウラ拍と捉えて演奏する例
メトロノーム・演奏とも♩=120

【例3】の演奏、スンナリやっているように聞こえるかも知れませんが、やったことの無い人は是非トライしてみて下さい。最初はメトロノームとタイミングがどんどんズレて行ってしまいます。練習を重ねるうちに、①メトロノームに合わせて演奏出来るようになる→②メトロノームが自分の演奏に勝手に着いてきてくれるようになる、です。メトロノームと仲良く出来るようになると、自分自身の演奏も安定しますし、他メンバーの音を聞く余裕も出るようになると思いますよ。

バンド演奏をするなら、ドラマーは勿論ですが、他の楽器の人もリズム・トレーニングをしっかりやっておくとヨイですよ♪ リズム・ギターやベースがグダグダになるとバンド全体の演奏もグダグダになっちゃいますから。理想は、メンバー全員が事前にちゃんと練習しておいて、バンドの皆で合わせた時に1発でリズムが合うことですよね。


以下余談:録音機材、録音方法など
◆録音機材:iPod Touch 5G+付属のインナーイヤー型ヘッドフォンのマイク。
 …iPod Touchの「ボイスメモ」の機能を使って録音。これで生成された.m4aファイルをPC上で.flvに変換しました
◆ギター:YAMAHA SG-1000。
 …20年以上も連れ添った、糟糠の妻…みたいな奴。来年の3月に「銀婚式」だ(笑)。
 ブリッジだけSG-2000用の物に交換してありますが(これだけでサスティーンが結構伸びたような気がします)、他は無改造です(以前書いた通り、数か所修理はしましたが)。他のギターも弾くようになってから、改めてこのギターの良さが分かるようになりました。
◆アンプ:VOX mini3。
 …これは割と最近(去年だったかな?)買った物。
 アンプをヘッドフォンに出力し、このヘッドフォン(オーバーイヤー型)と耳との間にiPod用のイヤフォンのマイク部分をを挟んで録音。ちょっと強引な方法ですが(小学生並みの創意工夫/笑)、DTMソフトもオーディオI/Fも不要で手軽です♪

0 件のコメント:

コメントを投稿