以前報告した通りFLS PU (×3発)は揃っているのですが、PU換装作業になかなか入れずにいます。物を揃えた後、最後の1歩を踏み出す勇気が出ないというか、気が乗らないというか。ただの趣味なので、締切も無いし、気が向いた時にやれば良いのですけどね。
愛機BlackieとFLS PUs。PU換装を躊躇っています。
なかなか始められない理由。面倒、と言うのも、まぁ、嘘ではありません。でも、もっと重要な理由があります。宝物のギターを、こんなコトの実験台にしてしまって良いのだろうか?という躊躇いです。「宝物」は大げさだとしても、「とっても大切なオモチャ」ではあります。
10年以上弾き続けてきた、大切な1本です。ジャックポットも交換しましたし、ピックガードも交換しました。これらの時は、ギターに手を加えることに、何の躊躇いもありませんでした(作業時に緊張はしましたけど)。それは、この愛機を生き返らせる為の作業だったからです。この先も何度か修理するでしょうけど、コンディションを良くする為の作業が中心になるでしょう。
比べるに、今回はどうか? 愛機を単なる実験台として、変なコトをしようとしている。今現在、ワタシのBlackieは(多少の傷とかラッカー剥がれとか以外は)「体調万全」です。コンディションも音も、まぁ不満はありません。買った時より多少くたびれてはいますが、新品だった時よりも大切なギターになっています(楽器屋さんの店頭に置かれている新品のBlackieよりもワタシ好みの音・弾き心地です、絶対に)。
PU換装だけなら、ギターをいじるのが好きな人間にとっては、大した手間ではありません。変な致命的ミスでもしない限り、99%現状復帰も出来ると思います(でも復旧しても1%位「何か」が変わってしまう気もしています)。
たぶん、ここまで思い入れの無いギターだったら、迷わず改造していたでしょう。新品に手を加える場合は、値段分ビビるだけなんでしょうけど、このギターと重ねた年月を考えると…。
ナイーブ過ぎなのかなぁ…。それとも、年齢とったってことなのかなぁ…。
0 件のコメント:
コメントを投稿