※実はBlackieのフレットもよく弾く辺りは6割位まで減っちゃっていて、いい加減リフレット時なのですが…。
んで。先月PUを載せ換えたBlackie(Eric ClaptonシグネチャーモデルのStratocaster)ですが、ここしばらく放置状態。というのも、このFender-Lace Sensor PU、扱いが難しすぎるんですよ、ワタシには(音はすげー好みなんですけどね)。
①FLS PUの音拾いが繊細すぎる
シングルコイルPUは元々音の拾い方が繊細ではあるのですが、それにしても、このFLS PU。メチャクチャ繊細に拾ってくれちゃいます。
- 弦のどの位置をピッキングするか
- ピッキング速度
- どんな材質/形状のピックを使うか
- ピック先端の摩耗度合い
- ピックを弦に当てる角度
- ダウンストロークとアップストロークの差(ピッキングの熟練度)
FLS PUを載せたBlackieは、今のワタシにとって、「乗り越えるべき大きな壁」なのかも知れません。このギターを早く弾き倒せるようになりたいものです。
②1弦の音拾いチョット悪い
FLS PUには元々「1弦の振動を拾いにくい」という有名な特性(癖?)があるらしいです。音を作って行く上で、1弦側を高くするユーザーさんが多いと聞きます。まだFLS PUは使い始めたばかりのワタシにも、1弦の拾いがチョット悪いのはわかります。
巧い人はギターに合わせて弦毎のピッキングを変えたりするという話を何処かで読んだような気もしますが、ワタシはそんな高等技術は持っていません。PUの1弦側を高くすると、今度は2弦の拾いが強くなりすぎちゃうので、バランスの良いトコロ(妥協点)を見つけるのですが、コレがかなり難しいです。
FLS: Fender-Lace Sensor PU。
このPUにはポールピース(弦毎に置いてある磁石の棒)がありません。
FVN: Fender Vintage Noiseless PU。
このタイプのPUは、ポールピースの高さを調整することで、弦毎の音圧をある程度補正出来ます(スタガード・ピックアップと呼ばれます)。楽器屋さんで売られているギターも、大抵は、PU毎・弦毎にポールピースの高さが調整がされています(音の「味付け」とも言えるでしょう)。
③現行BlackieはPUが6弦側にオフセットされている(っぽい)
以前「Blackieの弦間隔、PUのセンターずれの謎」(8th/Sep)で書いた通り、現行タイプのBlackie (Vingate Noiseless PU仕様)はどうやらPUを6弦側に1mm位シフトしているようです(1弦の音拾いの悪さはポールピースを高くして補っているっぽい)。同じ場所にFLS PUを収めたら、そりゃ元から1弦の音拾いの悪い状況を悪化させる訳で…。
④今回の結論?
PUのオフセットを通常のSTと同じ(ネックのセンターに合わせる)にしたり、1弦側にオフセットするのであれば、ワンオフのピックガードを作るのも手かも知れません。が、お試しに…と何枚か作るだけで、チョット良いギターをもう1本買えちゃう位コストがかかります(実は見積りは取ってある/笑)。
まずは、このPUを活かせるように、
アホなことは考えず、ちゃんと練習する!(笑)
暫くやって、それでもダメっぽかったら、Vintage Noiseless PUに戻しちゃうかも?です(苦笑)。
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