1枚目は、『Friends』。
Chick Corea 『Friends』 (1978)
電気ピアノ(フェンダー・ローズ)をジャズ・フュージョンの世界に持ち込んだChickですが(Miles Davisのバンドに在籍中にMilesのオーダーで始めたらしいです)、このアルバムでもローズ・ピアノとアコースティックピアノを使っています。ワタシ的にはアコースティック・ピアノの曲、特に以下の2曲が好きです(たぶんこの2曲が本アルバムのハイライト)。
- #5「Samba Song」…A minorサンバ曲です。激しいっす!
- #8「Cappucino」…A minorのサンバを少し崩した曲(リズム隊はスイング)。ナンジャコリャ?!なメロディに、超絶技巧の連続です。
- 最初のバージョンはスマーフ君
- その後売られたバージョンはカエル君
- 最近売られている物は再度スマーフ君
『Friends』カエル君バージョン
ワタシの持っているCDもカエル君ジャケです。
◆参考:アルバム詳細(英語版Wikipedia)→<http://en.wikipedia.org/wiki/Friends_%28Chick_Corea_album%29>
2枚目は、『THREE QUARTETS』。
Chick Corea 『Three Quartets』 (1981)
アコースティック楽器のみ。ハズレ曲無し。
オリジナルLPアルバムは4曲でしたが、CD化された時に4曲追加されました(レコーディングが早く終わってスタジオ使用時間が残ったので、それを利用して何曲か録ったらしいです)。その中で、異色の1曲が以下。
- #8「Confirmation」…Charles Parker (チャーリー・“バード”・パーカー)の名曲/スタンダード曲ですが、このレコーディングは、何とドラムスとテナー・サックスのデュオ(アルバム・リーダーのChickも、ベースのEddieも、この演奏に参加していません)。スタジオの余り時間に伸び伸びと演奏を録ったものだと思われます。が、すげー熱いセッションになっています。
いずれのアルバムも20年以上聴き続けている名盤です。
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