それは、万年筆です。
鉛筆やボールペンで字や絵を書く時はある程度の筆圧を必要としますが、万年筆って紙面に触れているだけで良いんですよね。メモやら何やら沢山書き物をする時、殆ど筆圧が要らないというのがポイント高いのです。
で。デスクワーク(置きっ放し)用としてはPARKERを使っているのですが、これとは別に、持ち歩き用は壊しても無くしてもあまり惜しくないLAMY(ラミー)製“SAFARI”(サファリ)を使っています。ドイツで子供にペン字を習わせる為に作られたジュニアモデルという位置づけだけあって、①丈夫・②殆ど手入れしなくて良い・③安価と良いことずくめです。ペン先はステンレスで、高級万年筆に使われる18金ほど滑らかではありませんが、それでもカナリ良好な書き味です。個体差も少なく品質も安定。流石は工業大国ドイツの製品です。
上の黄色い物には青インクを入れています。
下の透明な物には赤インクを入れています。
下の1本、スケルトンなのが良いでしょ♪
PARKERの方もそうですが、インクはカートリッジ式のリフィルではなく、ポンプ式+インク壺という古式ゆかしい使い方をしています。ゴリゴリと物書きをしていると、何日かでペンのインクが空になってしまうことがありますが、インク壺1本で数か月~数年使えます。ランニングコストは抜群に良い!です。
で。無くしても惜しくない安価な物と書きましたが、実際に無くしたことはなく、上の写真の黄色い方は5年以上使い続けています(落としたりぶつけたりと色々ヤラカシましたが壊れていません)。そういう意味でも、コストパフォーマンス最高!ですね。
…とか言いつつ、デスクワーク用としては実はPARKER製でペン先が18金の、チョット高級な物を使っています(ちなみにコレもインク壺使用です)。メインの1本は20年位前、銀座伊東屋で他メーカ品も含めて10本以上書き較べさせて貰った上で購入を決めたコダワリの一品(逸品)で、何度も修理して使い続けています。現行モデルと色々な点が違っていて…とか書き出すとそれはそれはもう止まらなくなるので、この辺でやめておきます。
タイトルに、Richard Rodgers作曲・Oscar Hammerstein II作詞の名曲の題名を持ってきたのですが、音楽とは全然関係無い話でした…。
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